2024.7.7 曇り
刈田岳(駒草トレッキング)
宮城県 蔵王町 のんびり夫婦隊
郡山IC~東北自動車道~白石IC~国道4号線~県道12号線(蔵王エコーライン)~蔵王ハイラインへ。
自宅を7時に出発し、蔵王刈田岳山頂駐車場には9時に到着しました。(ハイライン通行券¥550円)
遠刈田温泉街を過ぎ、蔵王エコーラインを上るにつれ、風が吹き、霧に包まれました。(駐車場は無料)
駐車場でトレッキングシューズに履き替え、風が強いので上着を着ると、、、小雨が振り出して来ました。
天気が回復するまで刈田岳レストハウスで待つことにしました。
婆ぁばが「折角、ここまで来たのだから「御釜」だけは見て行きましょう。」と言うので、、、
御釜が見えないので展望台から引き返す観光客のみなさんです。
一瞬、雲が流れ、御釜が見えました。下まで行ってみっか。
強風と滑り易い土なので右手のクサリに掴まりながら降りて行きました。
コマクサは見られませんでしたが、ハクサンチドリがタクサンチドリでした。
満足の御釜ではありませんが見えただけ良いか。
レストハウスの土産店で天気の回復を待っていると、、、棚にあったウインドブレーカーは売り切れ!
イナゴかなあ~、バッタかなあ~
本日の福島市の最高気温は37℃の予報です。右手の稜線は大黒天からの登山道です。
ウラジロヨウラクです。
強風なので立ち入り禁止のロープに掴まりながら撮影しました。危ない!危ない!
昨シーズン、凍った御釜の上をスキーで渡った登山者が落ち、亡くなりました。
約800年前、以前に活動していた旧火口跡です。幻想的ですねぇ~ (写真中央)
御釜が全く見えなくなりました。
耐風姿勢を取るまでではありませんが、危険レベルに達するので馬の背の稜線に出ることにしました。
御釜展望の遊歩道を戻るより安全です。
馬の背稜線は更に強風です。この杭がレストハウスまで導いてくれます。
2007年(平成19年)3月4日、蔵王山頂駅~地蔵岳~熊野岳~刈田岳~御田ノ神避難小屋~ライザスキー場へ。
スノーシューを履いて縦走しました。ホワイトアウトで一寸先も見えない天候の中、この杭に救われました。
ミヤマオダマキです。「みんなおだまり」と教えていただきました。
写真では判りませんが、強風なので婆ぁばが飛ばされないように、、、持って歩きました。
元山岳部のカップルは熊野岳まで行くそうです。ヤングオールドたちは蔵王山頂駅まで縦走でしょうか。
引き返す勇気も大切です。低体温症にならないようにお気を付けて!
馬の背稜線に咲くコマクサです。
大黒天登山口から登るとここに着きます。
蔵王刈田嶺神社奥宮です。このような天気なので参拝者はいませんでした。
いつものお願いをして、御朱印をいただきました。刈田岳は三等三角点の山です。
悪天候の中、刈田岳山頂に立ちました。
2007年3月、蔵王スノーシュートレッキングの昼食はレストハウスのこの場所でBBQをしました。(17年前)
当時の記録を見ると山爺は肉と焼肉用鉄板を背負って登ったんですねぇ~
身体が冷えて来たのでレストハウスで休みましょう。この後、雨が本降りになりました。
13年前の「蔵王釜かつ丼」の価格は¥900円でした。価格も時代と共に変わりますねぇ~ (価格は2倍)
遠刈田温泉街まで降ると、、、下界は真夏日でした。1時間前の天気は嘘のようです。
本日のランチはペンション「飛鳥」さんの大根おろし蕎麦を食しました。
お洒落な盛り付けと蕎麦の適度な歯ごたえがいいですねぇ~、美味しゅうございました。
国見町の中禅寺ハスです。見頃は過ぎていましたが、、、見応えがあります。
ハスの葉シャワーです。真夏日の最中、涼感を感じます。(クルマのモニターの外気温は40℃を観測)
婆ぁばの作品です。
中禅寺ハスの開花時期になると必ず立ち寄ります。年々、「あつかし千年公園」の規模が大きくなっています。
今年の秋にHG登山愛好会で登る「霊山」が見えています。(写真右の切れ落ちている所)
初の蔵王コマクサトレッキングは2011年(平成23年)8月8日、刈田岳~御釜~熊野岳をピストン。
その後、2021年(令和3年)7月24日夫婦隊で、、、蔵王エコーライン渋滞で断念。
2022年(令和4年)7月20日オニオンズで、、、強風のため断念。(7月22日新型コロナウイルス感染)
2023年(令和5年)7月13日夫婦隊で、、、強風のため断念。(午後から再挑戦するも強風のため断念)
2024年(令和6年)7月7日夫婦隊で、、、強風・小雨にも関わらず、御釜を見ることが出来ました。
来年こそはリベンジ(刈田岳~御釜~熊野岳)するぞ~