2024.4.23 曇り
女神山&長寿山&太郎坊山
福島県 川俣町 J3ハイカーズ
前回、女神山に登ったのは2014年(平成26年)4月20日、「第21回女神山ふれ愛登山」の日でした。
秋山集会所からのスタートでしたが、本日は堀切登山口からになります。(写真手前に駐車スペース有)
堀切登山口をスタートすると、4月2日に登った千貫森が見えました。
今年、初めて見るチゴユリです。
アケビの花の色はシックですねぇ~
ヤマブキの咲く、登山道をのんびりと歩く。
「休んで見っせ展望台」です。生憎の曇り空と目の前の立ち木で展望は良くありません。
前回、来た時はVP管で作られた望遠鏡がありましたが、、、今回は台座のみでした。
登山道は一旦、舗装道(林道七ツ森線)を横切ります。この先を進めば「月宮登山口」があります。
イカリソウです。
伸び伸びになったコシアブラです。
モミジイチゴです。トゲトゲが痛いなあ~
月舘への分岐まで来ました。前述の舗装道を右折し、約1.5km先に月宮登山口(月舘)があります。
月宮登山口~女神山山頂までは約40分の距離です。
椚平登山口への分岐です。下山時のルートにしました。
本日、一番の急登かなあ~
ヤマブキの5連チャン
吾妻安達太良展望台ですが、、、見えません。
切り口から樹液が流れ落ちています。木の力強さを感じました。
タチツボスミレです。
大岩が点在しています。
山頂直下のカタクリ平まで来ました。カタクリの花は終わっていました。
女神山は一等三角点の山です。山頂には小手姫が祀られている小手姫神社があります。
小手姫は崇峻天皇の妃で蘇我馬子の乱で東北に落ち延びた息子の後を追ってこの地に来たと、、、
しかし、息子とは逢えず土地に残り、養蚕と絹織物の技術を伝え、一生をこの地で過ごしたと言われています。
本日の登山者はJ3z´のみです。曇り空のため、山頂からの展望はありません。
山頂から少し降った所に「胎内岩」があります。前回は出腹が邪魔して潜れませんでした。
今回は更に巨大化したので、、、無理、無理。
千貫森です。秋田杉のカップで乾杯!
一貫森です。「千」を登ったので「一」にも登ろうと思いましたが、、、
女神山からの登山道は藪漕ぎがあり、山頂からの展望もありません。
樹齢約500年の「秋山の駒ザクラ」と思い、山頂から撮影しましたが、違っていました。
椚平登山口をめざして下山します。途中の「見返り峠」です。峠らしくないなあ~
「コブシ坂」です。辺りを見回しましたが、コブシの花はありませんでした。
ニリンソウです。
ムラサキケマンです。
本日のお目当ての花がありました。トウダイグサです。
Webで調べると、、、
葉や花の形状、色など違う種類がありました。上の写真は「トウダイグサ科」に属すると思います。
ラショウモンカズラです。
足尾神社の石碑です。(左写真) 全国に足尾神社があります。「健脚の神」に祈願しました。
醍醐天皇の足の病を治したことから足尾神社になったとか。新しい社が建っていました。
椚平登山口に無事下山しました。農作業(種蒔きの準備)をしている方と話しをしました。
「秋山の駒ザクラはもう終わりだべぇ~!」
千貫森と八重桜
桑の木です。小手姫が伝えたとされる川俣の特産品「シルク」の原料となる、、、
桑の葉は蚕さまの好物です。ひとつの繭から約1500mの糸が取れるそうです。
令和3年から桜の咲く時期に4年連続で「長寿山・太郎坊山」を訪れています。
桜は散ってしまいましたが、、、山野草が楽しみです。
ムラサキヤシオツツジです。雄しべが10本あり、上5本が短く、下5本が長いのが特徴です。
健康長寿を願っています。上着のポケットにタオルが入っているので、、、膨れています。
一突所望、社の前が様変わりしていました。イノシシが荒らしたのかなあ~
憩の森駐車場から歩いて約15分の山行ですが長寿山は列記とした三等三角点の山です。
午前中、登った女神山です。(写真右の尖った山) 左端に千貫森が見えました。
憩の森駐車場から舗装道を降ると太郎坊山登山口があります。
ヒトリシズカです。
これからヤマツツジが花を咲かせます。
もう直ぐ、太郎坊山山頂です。
モミジイチゴです。何故か、写真に収めてしまいます。
太郎坊山も三等三角点の山です。曇り空ですが、、、社の前でコーヒータイムにしました。
正面に女神山、左端に千貫森が見えました。
アベマキの樹木帯を降り、表参道登山口をめざします。
羽山神社の鳥居です。山頂の社に扁額がありません。羽山神社なのでしょうか。
「太郎坊山奥ノ院」とあるだけです。下山途中に小さな石祠がありました。
太郎坊山表参道登山口の取り付きです。手摺りが朽ちているので注意しましょう。
斜面に山野草を探しながらのんびりと歩く。
来年こそ桜の咲く時期(満開)に来てみたいものです。
低山ですが1日に3座、登ったのは初めてです。(うつくしま百名山が2座)
桜の咲く時期は山野草も芽吹き、花を咲かせます。まだまだ、知らない花がたくさんあります。
山の情報を得て、山登りと自然観察を楽しみたいと思います。