阿武隈川源流【2024.6.27】 晴れ J3ハイカーズ
福島県 西郷村
ここは西郷村を流れる阿武隈川の源流域です。
阿武隈川は那須連山の旭岳に源を発し、福島県の中通り~宮城県岩沼市・亘理町境の太平洋に注ぎます。
阿武隈川水系本流は一級河川で流路延長約239km、東北地方では北上川に次ぐ長さの川です。
本日の釣行は新甲子遊歩道の終点から下流域に降り、釣り上がります。途中、通行止めがありました。
新甲子遊歩道は全長約2.2km、所要時間約1時間30分の遊歩道です。
新甲子遊歩道一帯は自然観察などで訪れる所です。ブナ林があり、、、野鳥の棲み処でもあります。
山爺の渓流釣りは餌釣りに始まり、ルアーフィッシング~フライフィッシングへと変遷して行きます。
自作ルアーの製作、フライタイイング、フライロッドメイキングなど、、、
若かりし頃の記録は「渓流日誌」をご覧ください。
本日の釣行はOさんと阿武隈川の源流域を探ります。
直近の釣行は2005年(平成17年)7月21日です。Oさんとの大倉川川遊び以来になります。
あれから19年の歳月が流れ、、、フライロッド振れるかなあ~
フライフィッシングGoodsは30歳代に揃えたものです。
ウエーダー、シューズ、ソックスなどを物置から引っ張り出し、身に着けてみましたが、、、シューズのみOK。
ウエーダーは出腹に痞え、胸まで上がりませんでした。(山用品で対応)
ルアーフィッシングを始めたのが阿武隈川、フライフィッシングを始めたのが大倉川でした。
若かりし頃は阿武隈川本流の大熊滝雌滝まで釣行し、R&Fを滝壺に、、、あの頃は魚影が濃かったなあ~
阿武隈川源流域は新甲子遊歩道と並行しているので入渓が容易です。
前方に先行者がいたのでフィールドを変更しました。
次に選んだフィールドは紅葉シーズンの撮影ポイントにもなる「熊のすべり台」です。
西の郷遊歩道から左へ、林道を約330m歩いた先にあります。
林道から鉄の梯子を降り、入渓します。高低差は約20mあります。足元注意です。
滝の落ち込みを探る山爺です。岩魚ちゃんはお留守のようです。
熊のすべり台を左から巻いて上流域に行けないこともないのですが、、、
ヤング・オールドなので滑り落ちたら大変、止めました。
テンカラを振るOさん
西の郷遊歩道の終点の駐車場にクルマを停め、下流域を探ることにしました。
西の郷遊歩道は全長約3.6km、所要時間約2時間の遊歩道です。
踏み跡(道)があるので行くと「屏風岩」がありました。その先に踏み跡なし。
入渓出来ないので引き返しました。
次にめざしたフィールドは「西郷瀞」です。駐車場から約300m歩くと入渓出来ます。
途中、キャンプ場らしき施設がありました。
「瀞」と言う位だから、瀬と淵の連続です。釣行し易いですが、、、魚影はありませんでした。
至る所に焚き火の跡がありました。悪いことしていないだろうな!
断崖絶壁にスズメバチの巣がありました。
ヒットはありませんでしたが、、、渓谷美を楽しみながらの釣行も良いもんです。
川遊び、、、楽しそう~
昼食は白河ラーメンです。西郷村の人気店「えびまさ」さんで食しました。
白河ラーメンの特徴は「1.醤油ベース 2.手打ちのちぢれ麺 3.ワンタン」です。
山爺はチャーシューワンタン麺をオーダー、4種類のチャーシューの下にワンタンが隠れています。
美味しゅうございました。
剣桂(ケンカツラ)です。
根元から幾本にも分かれている高さ約45m、幹の太さ約9.7m、推定樹齢約370年のカツラの木です。
この地の人々を苦しめた鬼神を松平定信公が剣を持って、このカツラの木に封じ込めたとか、、、
福島県内にある「森の巨人たち百選」を紹介します。(林野庁選)
「1.西郷村 新甲子の剣カツラ 2.天栄村 御鍋神社境内のサワラ 3.昭和村 峠路のケヤキ
4.喜多方市塩川町 杓子ヶ入のメグスリノキ 5.古殿町 越代のサクラ」の5本です。
19年ぶりにフライロッドを振りました。上手くラインにパワーが乗りませんでしたが、徐々に良くなりました。
フィニッシュのターンオーバーはまだまだです。ルアーも投げてみましたが狙う所へ届きません。
釣果はゼロでしたが渓谷を流れる川音と心地良い風が何んとも気持ち良いものでした。
次回はもっと準備をして、、、何処の川を攻めようかなあ~