のんびり歩き隊

                                                                    2023.1.9      晴れ


          湯ノ岳

           福島県 いわき市                                                             J3ハイカーズ


   

本日は湯ノ岳に登ります。前回は2015年(平成27年)4月19日に登りました。

湯ノ岳には4つの登山口があります。前回同様、丸山公園登山口からスタートします。

施設内から湯ノ岳が見えています。 登山口に真新しい案内板が出来ていました。

ガードレールの間から登山道は一旦、降ります。いわき市は暖かいですねぇ~

   

田場坂登山口との分岐まで来ました。

コロナ禍で開催されませんが、、、岩城山岳会による「いわき七峰縦走」コースを歩きます。

寒椿が咲いています。

あんな所まで行って、、、ケルンが積まれていました。

2ヶ所、橋が架けられていました。

いわき市は青空ですが、郡山市は小雨だったそうです。

パッカン石、叩いて割ったのかなあ~

春を感じる山行になりました。

枝が手のようにたくさん出ている「千手モミの木」です。

右端の舗装道は「湯ノ岳パノラマライン」です。

石段を上ると、、、

   

湯ノ岳観音堂は807年(大同2年)3月、法相宗の徳一大師が創建したと伝えられています。

仏法を布教するため、会津に赴く前にこの地を訪れました。

湯ノ岳観音堂跡地は第十の木戸になっています。毎年8月に「お山掛け」が斉行されます。

麓の三箱山 法海寺~川上登山口の第一木戸~第十木戸まで住職を先達に祈りの登山が行われます。

無事帰山し、修行満願を祝い「舟払い」の祝宴が行われるとのこと、、、いいですねぇ~

湯ノ岳観音堂跡地は湯ノ岳と田場坂登山口への分岐にもなっています。

湯ノ岳へは湯ノ岳パノラマラインを横切り、登山道を歩きます。

昔々の霊峰がこんな姿になっているとは、、、徳一大師も嘆き悲しむでしょう。

スギの樹林帯をのんびりと歩く。

昨年末、滝富士山頂から見たアンテナ群です。

アンテナ群の傍に二等三角点の湯ノ岳山頂がありました。

第八の木戸 経塚です。

第七の木戸 箱石です。

第七の木戸付近からの眺望です。

写真中央に「いわき七峰縦走コース」の天狗山~三大明神山が見えます。

本日は三大明神山まで行く予定でしたが、、、無理、無理。

湯ノ岳パノラマライン展望台の駐車場にたくさんのコンテナが置かれています。何だろう~

何の実だろう。調査中です。

歩いて来た登山道を振り返る。

湯ノ岳パノラマラインを歩いて、展望台へ向かいます。

前回はワンちゃんもいましたが、、、廃屋になっていました。

水石山です。次回は小玉ダムキャンプ場から登りたいと思います。(約8km、約4時間の山行)

湯ノ岳を振り返る。

前回は展望台の存在を知らず、駐車場で引き返してしまいました。

展望台からは360°のパノラマを楽しむことが出来ます。芝生に座り、ティータイムにしました。

右の天狗岳~左の三大明神山までトライしてみましょうか。

   

展望台と駐車場を結ぶ橋の上からの眺望も素晴らしいです。

手前の民家?隠れ家?の煙突から薪ストーブの煙が上がっています。毎日、この景観を楽しめていいですねぇ~

復路は湯ノ岳パノラマラインを降ることにしました。

伐採跡に植樹されたスギ苗にはピンクのリボンが付けられていました。

第九の木戸 お竜灯場です。

湯ノ岳パノラマラインを歩いているといい香りが、、、初めて寒椿の匂いを嗅ぎました。

往路は右手の湯ノ岳観音堂跡から湯ノ岳パノラマラインを横断して左手の登山道へ入って行きました。

途中の展望台からの眺望もいいですねぇ~

眼下に「スパリゾートハワイアンズ」が見えています。山爺の世代は「ハワイアンセンター」です。

滝富士山頂から見えた白い高層ビルをハワイアンズの「モノリスタワー」と言いましたが間違いでした。

湯岳賛詩と佐波古山賛歌ですが、、、読めませんでした。

コンドミニアム&レストランのような建物、現在は廃屋のようです。これも東日本大震災によるものかなあ~

   

ゴールの丸山公園です。施設内には小動物園、湯ノ岳山荘、キャンプ場、湯ノ岳平和観音などがあります。

復路は舗装道歩きだったので、、、足裏の皮が剥けるほどの痛みがありました。

傷んだ足裏を湯本温泉「みゆきの湯」で癒し、帰路に着きました。



年末に続き、暖かい「いわきの山」を選びました。寒椿が咲いているんだもの、、、

前回の湯ノ岳山行は8年前です。記録と記憶を思い出しながら歩きました。

同じ山行でも新しい発見がありました。「百の頂に百の喜びあり」の言葉を思い起こしました。

次回も「いわきの山」を散策したいと思います。