のんびり歩き隊

                                                                 2023.12.2      晴れ


          屹兎屋山&猫鳴山

           福島県 いわき市                                                             J3ハイカーズ


年末になりましたが、「今年の干支の山を登ろう。」と屹兎屋山(きっとやさん)に来ました。

郡山市からのアクセスは国道49号線~県道66号線~県道135号線~県道41号線~国道399号線です。

県道135号線は道幅が狭いので注意して走行しましょう。国道399号を走行し、、、

二ツ箭山を右手に見ながら、北上、約5km先の茱萸平(ぐみだいら)1号橋の袂に小さな登山口の案内板があります。

加路川沿いの林道をどんつきまで来ると終点にゲートがあります。(駐車場なし、路肩駐車)

   

立派な林道です。バス乗下車地点の杭がありました。平営林署のバスが走っていたのかなあ~

伐採の跡地が綺麗に見えました。

加路川に注ぐ小さな二段の滝が現れました。

林道と並行して加路川が流れています。ゴルジュ帯もありますが、川通しで渓流釣りが楽しめます。

切れ込みの深いモミジですねぇ~

葉の切れ込みが深いのを「○○モミジ」、葉の切れ込みが浅いのを「○○カエデ」と呼んでいます。

何処までも続く、スギ林です。

   

本日の山行ルートは屹兎屋山~猫鳴山を時計回りに歩き、ここに下山して来ます。

崩落箇所です。石コロが林道を塞ぎ、歩き難いです。

屹兎屋山の登山口まで来ました。ロープが張られています。いきなりの急坂です。

馬酔木とマツ林の中を歩きますが、登山道はしっかりあります。迷うことはありません。

屹兎屋山かなあ~

展望台に到着しました。秋田を早朝に出発して来たご夫婦に出会い、お話しをしました。

光る海が綺麗ですね。大型船が写っていました。(望遠300mm相当)

いわきの山は馬酔木が多いんですね。

近々にトレイルランニングがあったのかなあ~、登山道に矢印があったり、笹が刈られたり。

調べると、、、

岩城山岳会が主催する新しい山岳イベントがありました。(2023年11月26日開催)

二ツ箭山を中心に屹兎屋山~猫鳴山~三森山をめぐる約21km、所要時間約10時間のコースです。

山頂でしょうか。アンテナが見えて来ました。

屹兎屋山山頂です。

   

ぴょんぴょん山、目標達成です。昨年は虎捕山に登りました。来年は竜子山に登ります。

山爺のウサギポ~ズ

屹兎屋山は一等三角点の山です。三角点ハンターによると、、、

福島県の山には規格外の一等標石が数箇所あるらしい。妙見山、二ツ箭山、屹兎屋山などです。

通常、一辺は18cm(6寸)ですが、屹兎屋山はひと回り大きく、20.5cmあるそうです。

アマチュア無線の中継局です。そう言えば、山爺もコールサインがありました。JJ7×KMでした。

山頂を降ると整備された林道に出ました。アンテナ設備の保守道路のようです。

この道路は茱萸平1号橋から更に北上すると県道249号線があり、約1km進むと登山口があります。

林道にはゲートがあるので、歩いてここまで来ます。(登山口に駐車場なし)

何処の所有のアンテナか判りませんでした。

初霜柱です。

屹兎屋山から猫鳴山までの登山道はほぼレベルで歩き易いです。

 

初冬を感じさせる登山道です。

何処を歩いても大丈夫ですが、赤テープがあり、道迷いはありません。

猫鳴山の山容が見えて来ました。

三叉路分岐まで来ました。猫鳴山へは直進します。

猫鳴山への登山口です。復路は左端の登山道を降りて来ました。

   

猫鳴山山頂です。山爺のネコポ~ズ

久し振りに水餃子入りのキムチ鍋を作って、ランチタイムにしました。

これからの山行に「鍋」は欠かせません。

広野町にある広野火力発電所が見えました。近くにはJヴィレッジがあります。

女性のトレイルランナーが走って来ました。二ツ箭山から縦走する登山者にもすれ違いました。

ランチを済ませ、三叉路分岐まで戻って来ました。加路川下山口分岐まで降ります。

穏やかな降りの登山道です。

加路川に沿って降ります。

真っ赤なモミジが残っていました。

もう少し早く来れば、綺麗な紅葉が見れたかも。  

枝打ちされたスギ林も絵になりますねぇ~

   

加路川を渡れば直ぐ、林道に出ます。

渓谷と紅葉、いいかも、、、

広い場所が数箇所あるので駐車、出来ると良いです。

モミの大木です。クリスマスも直ぐですねぇ~



昨年から「干支の山に登ろう!」と始めました。今年の干支はウサギなので「屹兎屋山」にしました。

登山口から山頂までいきなりの急坂でしたが、耳鳴りもせず、足も上がりました。

屹兎屋山~猫鳴山間の登山道は歩き易く、初冬を感じさせる景観でした。

今年も残り僅かです。あと2~3山座登ってから締めたいと思います。

来年は辰年です。春の竜子山を予定しています。