2023.5.14 曇り
筑波山
茨城県 石岡市 HG登山愛好会
郡山HG公民館~つつじヶ丘駐車場までのアクセスは磐越自動車道~常磐自動車道を利用しました。
ここまで休憩を含め、約3時間20分の長距離を移動して来ました。
途中、小雨が降りましたが、、、傘を持たない大きなガマガエルが出迎えてくれました。(写真中央)
駐車場内で準備運動、女体山をめざしてスタートしました。
筑波山山行は2回目です。前回(2006年6月10日)の山行ルートは、、、
筑波山神社~御幸ヶ原コース~男体山・女体山~白雲橋・おたつ石・迎場・白雲橋コース~筑波山神社でした。
本日の山行は17名の参加です。
鳥居をくぐると「ガマ大明神」へ降ります。
真っ白な綿帽子、調査中。
登山道は「滑り易い岩」のイメージを持っていました。観光客も多いので改善されたようです。
最初の東屋です。暑くなったので体温調整をしました。
展望台からは房総半島・東京湾、富士山も見えるようですが、曇りなので眺望はありません。
霞ヶ浦だけは確認出来ました。
前日の雨で登山道は濡れていましたが、整備され、歩き易くなりました、、、
満開のツクバネウツギです。
前回の筑波山山行から17年が経つんですねぇ~
アカガシの巨木です。神が宿るほどの貫禄です。
岩場の登山道になって来ました。滑るので注意しましょう。
弁慶茶屋跡に新しい休憩所が出来ていました。BENKEI HUTのロゴマークと筑波山神社の暖簾がお洒落!
オドリコソウです。
クリンソウが一輪咲いていました。
台風で倒れた大木です。年輪に年表が貼られていました。
確認出来た年表は「天明」ですから、それ以前をプラスすると樹齢は約300年と推定します。
弁慶の七戻りです。古くから神々の世界と現世を分ける場所とされて来た石門です。
今にも落ちそうで落ちない。これを見た弁慶が恐れおののき「七戻り」したとか。
ここから奇岩怪石群、筑波山神社のパワースポットが始まります。
高天原の上には筑波山神社の摂社「稲村神社」に天照大神が祀られています。
母の胎内くぐりです。山爺でも難なくくぐれました。
出船入船です。山爺でも難なくくぐれました。
裏面大黒です。大黒様の後ろ姿にも見えます。
ユズリハです。
北斗岩です。
弁慶茶屋跡から一緒になった、僕くんは4歳です。爺婆に励まされながら頑張りました。
逆にパワーを貰っているかも知れません。
あと200mで女体山山頂です。
山頂直下は大渋滞!
記念撮影などで渋滞、動きがとれません。
山頂付近までケーブルカー&ロープウェイの利用が出来る、人気のある百名山です。
方位盤の方向に富士山を見るも、、、曇り空で視界が悪いです。
女体山山頂からつつじヶ丘を望む。
女体山本殿にお詣りし、御朱印をいただきました。
前回、ガマ岩の口に石を投げ入れたら一発で入りました。今までが良い事だらけと思いましょう。
神社の関係者が石を取り除いていました。
紫色した綺麗な花です。花名を教えてもらいましたが、、、忘れました。
ケーブルカーに乗ると山頂駅のある御幸ヶ原まで来れます。正面の男体山へは往復約20分で登れます。
ここで休憩、ランチタイムにしました。お土産店を覗き、百名山手ぬぐいをGetしました。
みなさん、ザックを置いて男体山をめざしました。
ツツジの共演です。
男体山本殿です。ここに社務所はありません。
眼下に筑波山神社の大鳥居が見えます。坂東第二十五番札所の「筑波山 大御堂」の屋根も見えています。
筑波山神社と筑波大学計算科学研究センターとの共同の気象観測所です。(日本初の山岳測候所)
ここでのデータは研究センターに送られ、首都圏の雨・雪を判別予測するための情報になります。
ミツバツチグリのようです。
葉っぱの形と側脈が綺麗なので撮影しました。
男体山から戻って来ました。正面は女体山への連なりで、山頂連絡路になっています。(約0.8km)
下山します。御幸ヶ原~筑波山神社まで降るのみです。
この木段も新しく整備されたのかなあ~
スギの巨木が現れ始めました。
ぬかるんだ粘土質の登山道にはうんざり、、、ゴールの筑波山神社まで約1.6kmあります。
筑波山神社の石碑の傍に清水が流れていました。清水でも飲まない方が良いです。
「役公之窟」と読めます。「役公」とは「役行者・えんのぎょうじゃ」のことです。
清水は男女川の源流から流れて来ています。水源の洞窟に役行者が隠れていたと言われています。
二股に分かれているスギの巨木がありました。こんなの見たことない!
御幸ヶ原コースにも新しい休憩所がありました。
ケーブルカーが交差するポイントです。
筑波山神社まで約1kmの地点まで来ました。
ケーブルカーの宮脇駅です。下山に利用する方もいます。
漸く、ゴールの筑波山神社が見えて来ました。こんなに長く感じたことはありません。
筑波山神社に参詣し、御朱印をいただきました。縁結びに御利益があるので、、、結婚式が執り行われていました。
明治以前、この地に「筑波山 大御堂」が建っていましたが、明治初期の神仏分離令により、取り壊され、、、
跡地に「筑波山神社」が建てられました。
前述の「筑波山 大御堂」は戦後に農家を移築したもので、玄関や縁側に農家の面影が残っいるとのこと。
チャーターバスが待機している駐車場まで歩いて行く途中にありました。
水戸S社のみなさんに誘われ、裏筑波にある筑波高原キャンプ場に泊しながら、筑波山に登りました。
17年が経過したんですねぇ~、奇岩怪石群も東日本大震災に耐えたようです。さすが「PS」です。
前回も今回も雨上がり山行になりました。天気のいい日に富士山を見てみたいものです。