2023.4.14 晴れ
太郎坊山
福島県 伊達郡 川俣町 J3ハイカーズ
4月16日に「長寿山&太郎坊山」の山開きが行われます。(桜まつり期間中)
昨年は山開き後の4月24日に訪れました。今年はサクラの開花が早く、見頃を終えていました。
本日は太郎坊山のみの山行です。
山開き当日は雨の予報です。登山者数に関わらず、主催者は準備に追われ、大変ですねぇ~
田代峠付近のサクラは散らないで残っていました。
昨年までここに原発事故で発生した大量の汚染土がありました。中間施設に移送されたようです。
憩の森駐車場から舗装道を歩いて約10分、太郎坊山の登山口があります。
庭坂峠です。太郎坊山山頂まで約1kmの地点です。
元気なエイザンスミレを見つけました。
モミジイチゴです。
登山道脇にコシアブラの新芽があった筈ですが、、、
ここは四差路になっています。もう直ぐ、太郎坊山山頂です。
アケボノスミレかなあ~
日本電信電話公社時代の「太郎坊無線中継局」は撤去されていました。
三等三角点の太郎坊山山頂です。
2021年2月13日と2022年3月16日の二度の福島沖地震(震度6強)で石祠が壊れ落ちました。
昨年は未修でしたが、、、太郎坊山奥の宮の石祠は修復されていました。
左端から千貫森、中央に女神山、天井山が見えます。
2019年(令和元年)の台風19号による大雨で広瀬川が氾濫し、大きな被害を受けました。
(台風19号で阿武隈川・宇田川・夏井川などが決壊し、流域の被害は甚大。)
中島地区の護岸工事が完成したようです。
二番タラの芽が出始めています。
クルミを上手に割って食べています。犯人はリスかなあ~
羽山神社・中島方面に降ります。
キブシの花
ヤブレガサです。葉が開き始めた頃、新芽を採って天ぷらで食すとか。(2~3月に採取)
羽山神社です。羽黒神社とも言うみたいです。
直径5~6cmのコシアブラの切り株から新芽が出ています。
鳥居が見えて来ました。
表参道から林道(舗装道)に出ます。急斜面のタラの芽は採られていました。
このT字路が表参道と裏参道との分岐になっています。舗装道はここまでです。
向きが悪いですが、、、イカリソウです。
フデリンドウの水色が綺麗ですねぇ~
ヤマブキ盛り盛りの裏参道をのんびりと歩く。
ピンぼけになりましたが、、、ヒトリシズカです。
四差路まで戻って来ました。
混雑する山開きを避けて来ましたが、、、時期早々。来週また来ましょうか。
午後の部は妙見山へ
午前中の太郎坊山山行を終え、妙見山の大ブナを観に来ました。
県道29号線沿いにある妙見山の案内板には、、、
「登り口迄 2.3km、登り口から山頂迄 徒歩30分」とあります。
一の鳥居付近や新しく整備された広場にクルマを停めて歩いたら約30分で山頂まで届きません。
妙見山直下の十字路(石碑のある広場)までクルマを乗り入れてみました。
途中、林道を横断する「ニホンカモシカ」に遭遇しました。暫く、睨み合いが続く。
カメラを取り出そうとしたら、姿を消してしまいました。「みょうけん君」 ワナに掛からないでくださいね。
スミレサイシンかなあ~
登山道にあった唯一のタラの芽
スハマソウです。
3月31日の山行で多くのスハマソウを確認することが出来ましたが、花は消えていました。
キクザキイチゲです。
これからニリンソウが咲き始めます。
タチツボスミレです。
ヒトリシズカもこれから咲き始めます。
お目当ての大ブナです。
あまりの大きさと樹形に感動し、山爺が勝手に妙見山の「アガリコ大王」さまと呼んでいます。
(注) アガリコとは、、、地上から約1mの所で数本の幹が枝分かれしている木を言います。
登山道に腰を降ろし、見上げながら、コーヒータイムにしました。
太郎坊山下山後、憩の森の広場で地元のおじいさんに出会いました。
2日後に控えた山開きのため、トイレットペーパーの在庫を確認に来たとのことです。
話しをすると、桜街道のサクラの開花に合わせて山開きを開催した方が良いとの意見でした。
話しを続けて聞いているとクルマに戻り、、、山開きの記念缶バッチを持って来ました。
そういえば、昨年は登山道で出会い、この時も記念缶バッチをいただきました。
お元気で何よりです。