のんびり歩き隊

                                                                     2023.5.2    曇り


          三坂山

           福島県 三島町                                                              J3ハイカーズ


まだ、子供たちが小学生の頃、美坂高原でサイクリングや釣り堀などで楽しんだことを思い出しました。

本日はピストンで美坂高原~美坂高原登山口~三坂山をめざします。

登山口は2箇所、滝原地区の国道252号線沿いにある「滝原登山口」からも登れます。

三坂 制さん作の彫像「歓」です。

美坂高原に咲く、大きなヤマザクラの木です。

国土地理院の地図には「美坂高原牧場」とありました。広いですねぇ~

三坂 制さんは三島町の作家ですか?他にも作品が展示されていました。

アケビの花を初めて見ました。アケビの新芽も食べれるとのこと、、、

昔、民宿で食べた「アケビの肉詰め」は美味でした。

キブシです。

牧場の先に畑がありましたが、休耕地のようです。

その先には「にんにく」畑です。「黒にんにく」など、「ふるさと納税」の返礼品にするのでしょうか。

にんにく畑の先に「三坂山」の案内板がありました。クルマが通れるほどの林道です。

今年は「会津の春」も早かったようです。コシアブラはのびのびでした。

植生が変わりました。カラマツです。

見えてきたのは三坂山でしょうか。

最初の鉄塔から飯谷山を望む。

秋になると黄葉のカラマツが綺麗でしょう。

美坂高原登山口に到着しました。Y字路を左に進みます。

眼下に美坂高原の畑と作業小屋が見えます。

今にも泣き出しそうな空模様でしたが、青空が見え始めました。

三坂山山頂かなあ~、、、まだ先のようです。

イワナシを発見!

日本では約50種のスミレが知られています。

スミレは交雑し易く、自然雑種を加えると約200種あると言われています。(世界には約600種)

道の駅「尾瀬街道みしま宿」で「ふくしまスミレ図鑑」を購入しました。

アカネスミレのような、オカスミレのような、、、観察する部位が判ったのでルーペを持ち歩くことにします。

植生がブナに変わりました。

飯谷山のブナ林も良かったですが、三坂山のブナ林もいいですねぇ~

先行者が下山して来ました。八王子から来た5人組の登山者、前日は沼沢湖畔に泊したそうです。

稜線に出ました。

コブシの花が青空に向かって開いています。

三坂山山頂に立つ、東北電力のマイクロ波無線の中継反射板です。

三坂山は三等三角点の山です。山頂杭の先に滝原登山口への登山道があります。

山頂からの眺めはいいですねぇ~、ここでコーヒータイムにしました。

眼下は三島町の宮下地区の街並みです。

写真中央のアーチ橋はアーチ3兄弟の三男、大谷川に架かる「新宮下橋」です。(国道252号線)

第二只見川橋梁です。

下山時、飯豊連峰の方向に見えた「山」です。

いいですねぇ~、ブナ林は、、、

ホウノキの幹から小枝が力強く、出ています。

ミネザクラです。

最初の鉄塔まで戻って来ました。(登山道に鉄塔は1本)

午前中、磐梯山は雲の中でしたが、下山時は山容を見ることが出来ました(鉄塔下から望む。)

何だろう。調査中。

ヤマザクラの大木

第二只見川橋梁を間近に見ることか出来ました。アングルを変えれば力強い鉄ちゃんが撮影出来るかも。

   

赤い橋は「三島大橋」です。テレサ・テンさんもこの橋を渡り、「ふるさと荘」に泊したんだろうなあ~

只見川を観光船が遊覧していましたが、2011年7月の新潟・福島豪雨で船が流され、壊れてしまいました。

昔懐かしい井戸ポンプです。呼び水を入れてハンドルを動かすと水が出ます。

三坂山山頂から見えた三男のアーチ橋です。(上段)

長男は大谷川に架る只見線の大谷川橋梁です。(中央) 次男は旧県道の宮下橋です。(下段)

長男&次男がアーチ橋なので県道252号線を新しくした時、三男もアーチ橋にしたとのことです。

   

山遊びに夢中になり、またまた、ランチ難民になってしまいましたが、、、

「ほっとinやないづ」で柳津名物「ソースカツ丼」を食べることが出来ました。

柳津のソースカツ丼は「ご飯+キャベツ+卵焼き+ソースカツ」になっています。



三坂山は「新うつくしま百名山」に再選された山です。

山頂から眺めもさることながら、カラマツやブナ林が見事です。今回は美坂高原登山口から登りましたが、、、

滝原登山口から登ると時節には「ヒメサユリ」が見られるそうです。