のんびり歩き隊

                                                                    2023.4.28    晴れ


          二ッ箭山

           福島県 いわき市                                                             J3ハイカーズ


2019年(令和元年)5月15日、福島登山ガイド協会が主催する「春山講習会」以来の山行になります。

アクセスは郡山市~国道49号線~県道133号線~県道248号線~国道399号線~登山口です。

山行ルートは時計回りで女体山(女岩)~二ッ箭山山頂~月山をめざします。

   

二ッ箭山登山口までは舗装道を歩きます。途中、十九夜様(如意輪観音)にお参りしました。

いわき市内には十九夜様・供養塔が200箇所以上あるそうです。(いわき市観光情報より)

二ッ箭山塔

二ッ箭山は夏井川渓谷県立自然公園内に属するんですねぇ~

ハナニラです。民家の土手に咲いていました。

絶妙なバランスのケルンです。

月山への分岐まで来ました。これから先は「神」の領域に入ります。

スギ林の中を歩く。

小さな沢を渡ります。

沢の手前にあった道標には右手「滝巻道」、左手「尾根コース」とありました。

尾根コースを選択、歩き難い石コロの登山道が続きます。

植生が変わりました。

一度、躓きました。「危なかった!」足元注意で歩きました。

小さな沢に石が並べられていました。

〆張場に到着しました。気温が上昇しています。ここで半袖シャツになりました。

登山道一のスギの大木です。

案内板には「一板岩」とありましたが、前回の山行では「滑り岩」と紹介しました。

ここでザイル&スリングを使った登行を教えていただきました。(春山講習会)

カニコウモリのようですが、、、調査中。

急斜面を息を凝らして登ります。

ニシキゴロモです。

ヤマツツジです。

「鎖場」と「巻道」の道標がありました。

鎖場を選択すると約30mの岩場を登り、男体山(男岩)と女体山(女岩)の鞍部に出ます。

シロヤシオツツジ(五洋躑躅)が綺麗に咲いています。

この岩場を登りきると男岩と女岩の鞍部に出ます。

女岩から男岩を望む。山爺は鞍部から巻道を登って来ましたが、Oさんは女岩を登って来ました。

   

女体山(女岩)山頂で「冷やしトマト」を食らう。

男岩に数名が登っています。山爺には無理!無理!

女体山山頂に立ちました。素晴らしい眺めです。

   

「二屋山神社」に安全登山を願いました。

方位盤には何んとハワイまでの距離(6112.7km)が記載されていました。(方位盤 平成20年8月設置)

五洋だ!五洋だ!

「少彦名」と書かれた石祠が2社ありました。

早く、平らな登山道にならないかなあ~

   

ミツバツツジです。葉の枚数と雄しべの本数で見分けます。

岩の割れ目から力強く生きるヤマツツジです。

三叉路を左折して二ッ箭山山頂をめざします。山頂まで約50mの稜線を歩きます。

二ッ箭山山頂です。馬酔木に囲まれ眺望はありません。

四等三角点の上に「いんのしま」くんが置かれていました。

広島県尾道市の瀬戸内海・因島から「いんのしま」くんは来たのでしょうか。

二ッ箭山~月山までの登山道は馬酔木のトンネルが続きます。

月山には「月山神社」が祀られていました。

いわきの海が見えました。海岸線に広がる町の名前は判りません。

男岩と女岩です。

岩と岩の間から流れる風がひんやりとして心地良いです。

男岩と女岩が見える正面に立ち、ズームUP!

ツクバネウツギです。

月山からの降りは大腿四頭筋がパツパツでしんどかったです。漸く、分岐の〆縄が見えて来ました。

水石山です。山頂には2本の航空路監視用レーダー(レドーム)が立っています。

民家の庭先にスギなどの輪切りの材木が積まれていました。木工細工に欲しいなあ~

御来光の撮影スポットのひとつ、波立海岸です。

   

県道395号線(陸前浜街道)沿いにある御食事処「波立」さんで昼食にしました。

3月17日以来の再訪です。天丼ランチを注文、美味しゅうございました。



二ッ箭山は2回目の山行ですが、岩場に弱い山爺は緊張しましたねぇ~

体幹は悪いし、足は上がらないし、握力はなくなってきているし、、、

ゆっくり歩いて、ゆっくり休んで、怪我をしない山行を楽しみたいと思います。