2022.4.24 晴れ
長寿山&太郎坊山
福島県 伊達郡 川俣町 薫SS隊
Yさんから長寿山のパンフレットをいただき、昨年4月23日、初めて長寿山&太郎坊山に登りました。
山頂からの安達太良山や吾妻山などの眺めが良いので、、、同時期に再訪しました。
駐車場に先行者のクルマはなく、簡易テントと幟が立てられていました。山開きは16日に行われたようです。
桜街道の約200本のソメイヨシノは終わっていましたが、ヤマザクラは散り始めでした。
本日のコースは長寿山登山口駐車場(憩の森)~長寿山をピストン、一旦、駐車場に戻ります。
駐車場~太郎坊山登山口~太郎坊山~表参道~裏参道~太郎坊山登山口~駐車場です。
「長寿至福の碑」の岩石は大山祇神社の参道造成中、突如、土中から現れたそうです。
大山祇神社です。2020年3月に梵鐘と鐘楼が建てられました。
鐘を鳴らして「家族の健康」「世界平和(ウクライナの平和)」を願いました。
本日は靄っていますが、、、UFOの「千貫森」とピラミッドの「女神山」が見えました。
長寿山「奥の宮」と四等三角点です。長寿山の正式名称は小倉山(こぐらやま)と言います。
登山道~町道改良工事中、山頂直下に湧水が出現しました。名称を「長寿泉」としたことから、、、
地元では「長寿山」と呼ぶようになったとか。
昨年、霊山湧水の里~霊山登山口まで縦走した「霊山」が見えました。
長寿山から太郎坊山を望む。
雄しべの本数からすると「トウゴクミツバツツジ」かなあ~
田代峠の「憩の森」には長寿山登山口と駐車場、トイレがあります。一枚板のベンチが新設されていました。
舗装道を降って、太郎坊山登山口をめざします。
若枝のサクラ
何だろう? ツクシのお化け、、、調査中です。
中間貯蔵施設に移送されない「汚染土」が残っていました。
舗装道を歩くこと約10分、左手に太郎坊山登山口の案内板がありました。
イカリソウ
旧道交差点と呼ばれている所(庭坂峠)に出ました。
枝にトゲあり、白い花を付けています、、、調査中。 (モミジイチゴです。)
コシアブラを採りながら、太郎坊山山頂をめざしました。
タチツボスミレ
太郎坊山山頂から他県ナンバーの団体さんが降りて来ました。女性陣はワラビを手にしていました。
三等三角点の太郎坊山山頂です。昨年、登った時、、、
2021年2月13日に発生した福島沖地震(震度6強)で石祠の屋根が落下していました。
今年の3月16日に発生した福島沖地震(震度6強)で石祠が落下、台座は曲がっていました。二度の災難。
山頂直下にあった「太郎坊無線中継所」の施設跡は撤去作業中でした。景観も良くなるでしょう。
鯉のぼりがまったりと泳いでいる中で柏餅を食べ、コーヒータイムにしました。
使用しなくなったストックの先端に穴を開け、ボルトで「鎌」を固定しました。「山菜鎌」の出来上がり。
眼下に「おじまふるさと交流館」が見えました。
2019年(令和元年)11月16日~17日、福島登山ガイド協会主催の講習会に参加し、泊しました。
1日目は「山の救急法ファーストエイド」「「地図の読み方」、2日目は花塚山に登り、実技の講習でした。
アベマキの樹皮は特徴があり、覚え易いです。
下手度藩士が福岡県柳川から移植したと言われ、東日本では珍しいとのことです。
稜線の右斜面はアベマキだらけ、樹高が約15mになる雌雄同株の落葉高木です。
アベマキは新炭材、シイタケの原木に利用されました。
樹皮は弾力があり、軽くて強い、熱・ガス・水を通さないため、コルクの代用品として栽培されたとか。
キブシの実
羽山神社に降ります。
ヤブレガサです。大きくなってしまいましたが、、、天ぷらなどで食べるそうです。
羽山神社の石祠がありました。川俣町産業課のパンプレットには「羽黒神社」とありました。
羽山神社の額が鳥居から落ちていました。右の石碑には「大作山」と刻まれていました。
昔々、太郎坊山は「羽山嶽」と呼ばれた時もあったとか。大作山は何処、何なんだろう。
羽山神社表参道~太郎坊山登山口に出ました。舗装道~裏参道を上り、四差路分岐をめざします。
裏参道のヤマブキ、綺麗ですねぇ~
白い花、、、調査中。
「「しずかちゃん」だらけです。
四差路分岐です。コシアブラを採りながら駐車場に向かいます。
エイザンスミレを見つけました。
長寿泉は約1ヶ月保存しても腐食しないことから飲むと長寿になると言われています。
太郎坊山の登山道にある「ササゲ石」の存在が判りませんでした。
太郎坊山と長寿山が舗装道を歩かないで登山道で繋がっているといいなあ~と思いました。
ちょっと遅くなりましたが、昼食は松川町の洋食食堂「アオキヤ」さんでカツカレーを食しました。
浜通り+中通りの桜は終わってしまいましたが、、、長寿山の桜街道も葉桜でした。残念!
太郎坊山の登山道に軽トラを乗り入れて来たおじいちゃんとお話しをさせていただきました。
長寿山+太郎坊山一帯を管理しているそうで、本日も山を見回りながら、山菜採りとのことでした。
長寿山の鐘撞堂の建立にも携わったとのこと。お歳は90ゥン歳、クルマの運転も出来ます。
「長寿山に長寿のおじいちゃんあり。」 山爺も健康で長寿にあやかりたいものです。
別れ際に「日本唯一 長寿山頂鐘撞堂」の缶バッチをいただきました。ありがとうございました。
今晩はコシアブラ+タラの芽の天ぷらで一杯やっか!