2022.9.27 晴れ
大将旗山
福島県 郡山市 オニオンズ
台風続きの2週間でしたが、漸く、秋の気配が感じられるようになりました。
本日は天気が良いので何処に行こうか迷いましたが、、、御霊櫃峠~額取山をめざすことにしました。
P1手前から猪苗代湖を望む。
眼下は浜路地区、対岸は中田浜です。背炙山の風車群も見えています。
御霊櫃峠です。先行者に福島県消防防災航空隊の隊員の方がいました。
本日、P1~黒岩山付近で救助訓練を行うとのことでした。
P1から磐梯山を望む。山頂は見えるものの雲に隠れています。
センブリです。
全草を刈り取り、天日乾燥したものが生薬になり、「当薬」と呼ばれます。薬効は胃痛・腹痛など。
風神雷神です。
近年は滝登山口からの額取山山行が多く、、、御霊櫃峠から登ったのはいつ何んだろうか。
記録によると2015年(平成27年)7月23日でした。
御霊櫃峠~大将旗山~額取山をピストン(全行程:7.23km・所要時間:4時間)で歩いていました。
トリカブト
マツムシソウ
安積アルプスは低山にも関わらず、高山植物の宝庫でした。
登山者とは限りませんが、盗掘もされました。
今まで経験のない福島県消防防災航空隊による救助訓練を見ることが出来ました。
消防防災ヘリコプターが轟音を発し、福島空港から飛んで来ました。(福島空港に常駐)
ヘリコプターは上空でホバリングし、ふたりの隊員が下降して来ました。
山爺は高所恐怖症です。お~お怖い!下降距離は何mあるのかなあ~
因みにこのヘリコプターはイタリア製で救助用ホイストのケーブル長は90mあります。
山を始めた頃のP1~黒岩山の鞍部は高山植物の宝庫でした。今は荒れ放題。
大将旗山山頂が見えて来ました。この辺りにもたくさんの高山植物が咲いていました。
登山道の外れにウメバチソウが咲いていました。
大将旗山は郡山市の最高峰、二等三角点の山です。青空に浮かぶウロコ雲、綺麗ですねぇ~
ここで救助訓練を見学しながら、コーヒータイムにしました。
額取山をめざしましたが、、、体調がイマイチ。下山し、温泉に入り、蕎麦を食べることにしました。
ガマズミの真っ赤な実です。「ズミ」は漢字で「酢実」と書きます。
実を食べたことはありませんが、文字通り甘酸っぱいそうです。果樹酒としても楽しめるとのこと。
若いブナ林です。癒されます。
救助訓練を近くで見学しました。担架には隊員が乗せられていました。
ヘリコプターに吊り上げられています。怖くないのかなあ~ 右写真はiPhoneです。綺麗ですねぇ~
二代目ヘリコプターにはオートホバリング機能が付いていますから上空で安定しています。
P1での救助訓練です。
1998年(平成10年)4月から消防防災ヘリコプター「ふくしま」を運航し、山岳救助などを行っています。
このヘリコプターは2019年(令和元年)12月に導入された二代目のAW139機(イタリア製)です。
最高巡航速度は306km/h 新幹線並みです。最高巡航距離は789km、Eng出力は3358馬力です。
今年の災害発生は172件(8月末現在)
隊員の方々のお世話にならないように無理はしません。
足元のトレッキングシューズは「古希祝い」に子どもたちからプレゼントされたものです。
下山後は湖南町福良の市民福祉センター「サニーランド湖南」の温泉に入りました。
(御霊櫃峠~浜路への林道は一部狭い所がありますが舗装道になっています。)
市内在住の60歳以上は無料で1回入浴が出来ます。1日入浴は¥150円です。安~い!
バスサンド 帰れマンデー見つけ隊が8月30日に来店、TV朝日系列で放送された「MARU壱」さんです。
湖南町産の蕎麦粉100%を使った手打ちの十割そばです。
本日、2回目の来店で、、、最後の客(品切れ)になりました。
店主の計らいでメニューにはない「蕎麦&うどん」のミックス盛りにしていただき、海老野菜天を付けました。
山爺は23日にも来店し、2回目ですが、「まいう~」です。
額取山への山行はヒマラヤ山楽会の年間行事で「春と秋」は必ず登っていました。
御霊櫃峠と逢瀬町滝地区に登山口がありますが、近年は滝登山口からでした。
御霊櫃峠からの山行は7年ぶりです。お花畑が楽しみです。十数年前、盗掘されましたが、、、
戻りつつあると聞いていました。しかし、楽しみにしていたお花畑は荒れていました。
安積アルプスは猪苗代湖から吹き付ける冷たい風などの厳しい環境の中にあります。
そんな中でも高山植物がたくさん咲いていました。元に戻って欲しいと願うばかりです。