のんびり歩き隊

                                                                  2022.10.26      晴れ


          甲子山

           福島県 西郷村                                                               オニオンズ


   

雲ひとつない秋晴れに恵まれました。甲子山は2回目の山行になります。

登山届を提出し、スタート!

白河城主 松平定信公が休泊した勝花亭です。

定信公は江戸幕府8代将軍 徳川吉宗の孫です。江戸時代中期の大名で老中職を務めました。

甲子山大黒天です。全身が真っ黒なので大黒天と呼ばれ、仏教と共に我が国に渡来しました。

大国主命を福の神とする大黒信仰と習合し、あがめられるようになりました。

   

約40年前にはなかった砂防堰堤です。昔、雌滝まで釣行しましたが堰堤はひとつもありませんでした。

数10年後にはこの堰堤も土砂に埋もれることでしょう。

防災の役目はなくなり、新たな堰堤を作ることになります。「防災と自然破壊」難しいテーマです。

ここから甲子山登山道になります。ピンクのホースは何だろうな。

見上げると温泉神社がありました。石段を上がらなくても登山道沿いにありました。

温泉神社の狛犬も紅葉を観ています。

衣紋滝との分岐まで来ました。

ブナの木が現れました。

調査中

甲子トンネルの上部に立っています。安心坂トンネルの出入口が見えます。

国道289号線の開通で下郷町~田島町が近くなり、南会津の山行が増えますねぇ~

黄葉

甲子トンネルの上部、九十九折れの斜面をのんびりと歩く。

これから赤く染まります。もっと光をください。

周りはモミジ、カエデ、ホウ、ブナ、ミズナラなどのグラデーション。

ハイチーズ!

疲れ切った顔を撮っていただきました。

見上げれば青空と紅葉のマッチング。

前回の山行は2012年(平成24年)9月16日です。「紅葉の時節に来たい。」と記していました。

紅葉が九十九折れ歩きの疲れを忘れさせてくれます。

大きいブナですねぇ~、甲子山のアガリコ大王さまです。

アガリコ大王さまに抱き付いて「天」を見上げる。

苔の中に新芽が、、、何の芽だろう。

立ち止まっては、、、写真を撮り続けました。良いと思った紅葉も思ったほど上手く表現出来ません。

ブナの登山道を歩く。

猿ヶ鼻の紅葉です。

ヒノキの葉です。葉が平べったいのが特徴です。スギの葉は先が尖って触ると痛いです。

赤面山~三本槍岳の連なりです。

黄葉もいいですが、、、赤やオレンジや緑があればもっと映えます。

甲子峠への分岐まで来ました。これから甲子山山頂まで急登になります。

鮮やかな赤がくすんでしまいました。

山頂までクサリ場が続きます。

甲子山山頂です。

山頂から360°の眺望が楽しめます。

磐梯山が見えました。

観音山と下郷町

で~んと構える旭岳です。存在感ありますねぇ~

甲子峠と大白森山、二岐山(左端)が見えています。

降りながら一句、、、詠みました。

『甲子の山 もみじ色付き 君想う』

このブナも太いですねぇ~

九十九折れを降り、衣紋滝との分岐まで来ました。行ってみましょう。

谷底の川が見えません。登り返しのパワーがないので諦めました。

白水滝です。

大岩風呂が待っていますが、、、

無事下山、本日、大黒屋さんは休館日でした。

甲子大橋の紅葉

本日のグルメは白河市田町にある田楽(でんがく)食堂さんのワンタンメンチャーシューです。

東北復興宇宙酒(カンパネルラ)を買いました。

酵母は宇宙船に乗り、地球を700周以上、旅した「うつくしま夢酵母」です。

酒米は福島県産の「夢の香」を使用しています。純米大吟醸酒でやや甘く、リンゴ・マスカットの香りがします。

ラベルは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージして作られています。お勧めの1本です。



10年ぶりの2回目の甲子山山行になりました。

紅葉の名山がたくさんありますが、、、甲子山を加えてもいい見事な紅葉を観ることが出来ました。

見事な紅葉を伝える写真はイマイチ、もっともっと撮影し、感動の一枚が撮れるよう頑張るゾ。