2021.2.21 晴れ
芝山
福島県 いわき市 のんびり夫婦隊
ここは平田村にある道の駅「ひらた」です。蓬田岳の山頂が良く見えています。
本日は蓬田岳に登るのではなく、芝山に婆ぁばと登ります。
自宅~国道49号線~道の駅「ひらた」~三和町~国道349号線~県道20号線~芝山自然公園に来ました。
国道349号線(三和町上三坂)から県道20号線に左折せず、直進、少しロスしましたが、、、、
自宅から約50km、約1時間で来ました。登山口は芝山遊歩道入口からスタートし、芝山山頂をめざします。
正面に高い無線アンテナ塔が見えて来ました。芝山山頂でしょうか。
栗林の中を歩きます。
芝山山頂への舗装道が右手に現れました。遊歩道は凍土になっています。
下山時、凍土が溶け出しドロドロになっていました。ここで尻もちを付いてしまいました。
階段を上ると舗装道に出ました。
遊歩道は舗装道を横切ります。舗装道は芝山山頂にある駐車場に続きます。
大きなザックとマットを背負ったお兄さんが降りて来ました。芝山猿子平でキャンプしたのかなあ~
左折すると芝山遊歩道コース(約1.9km)、右折すると富士見台コース(約1.4km)との分岐です。
山爺たちは富士見台コース(反時計回り)を選択しました。
林道を左折し、登山道を歩きます。
スギ花粉が気になります。鼻の穴に「ノーズマスクピット」を登山口から詰めています。(スギ花粉対策)
ノーズマスクピットはマスクを付けるより、息苦しくなく、快適に歩くことが出来ました。
因みに0.1μmの超微粒子を99%カットし、水洗いし繰り返し使用出来ます。
婆ぁばは1日、1万歩をめざして歩いています。
迎清水の流れに勢いはありませんでした。
雑木林の中に「一本ブナ」がそそり立っています。芝山の「アガリコ大王」さまです。
山頂まで約900mの地点まで来ました。「ブナの広場」の看板もありました。ブナは何処だあ~
芝山観音です。石仏の回りは馬酔木の木に囲まれていました。
こんな稜線歩きが大好きです。
見上げると首が痛くなるほど高い無線アンテナ塔です。芝山山頂ではありませんでした。
山頂まで約600mの地点まで来ました。
婆ぁばもぬかるんだ登山道に難儀しました。
「山ツツジの丘」に到着しました。芝山山頂に建つ、富士見台が見えています。(写真右上)
芝山山頂です。富士見台の櫓の下に二等三角点がありました。
Webで「芝山」を検索すると富士見台が壊れた写真ばかりでしたが、、、新しく建て替えられていました。
ここでいわき市から来た同世代の方とお話しをしました。奥さまが芝山猿小平でホッケを焼いているとか、、、
山登りを初めて一年、約10kg痩せたとか、、、羨ましい限りです。
富士見台から見る景観です。富士山が見えるから「富士見台」なんでしょうが、、、本日は見えません。
空気の澄んだ、寒い朝夕に見えるかも知れませんねぇ~、眼下に芝山猿子平が見えています。
靄って良く見えませんが、、、蓬田岳です。
芝山山頂の駐車場から富士見台までは約130mです。ここからの山行では1万歩にならないので、、、
「富士見台コース」を登り、「芝山遊歩道コース」を降りる、ぐるりっぺにしました。
芝山猿小平です。一面、芝に覆われたキャンプ場(無料)になっています。トレイルラン風の山爺です。(ザックのみ)
ここから約260km先にある富士山を望むことが出来ます。
芝山はいわき市、古殿町、平田村の三市町村の境界上に位置します。
それぞれの市町村民憲章が石に刻まれ、掲揚ポールが立てられています。
キャンプ全盛時代、家族と「芝山キャンプ場」を視察に来ましたが、このような施設はなかった、、、と思います。
備え付けの釜戸が数基あり、無料で使用出来ます。テント数張が張られていました。
炊事場、ダンプステーションなどがない自然の景観を大切にするキャンプ場と思われるので、、、
ゴミが放置されていません。キャンパーのマナーがいいのでしょう。ソロキャップ始めようかなあ~
桜や山ツツジの咲く頃に芝山猿子平でビストロしながら山行を楽しみたいと思います。
東屋があるので来てみると古殿町の施設でした。この下にもキャンプ場やトイレがありました。
条件次第でいわき市の海が見えるそうです。古殿町の施設案内板もありました。
芝山山頂の駐車場には約20台のクルマが停められます。駐車場下にトイレがあります。
芝山猿小平から降りると舗装道に出られます。駐車場から降りてもここに出ます。
ミズナラの大木です。舗装道から芝山遊歩道コースを歩き、登山口まで戻ります。
いい感じ、、、大地震のことなど忘れてしまいそうです。
笹の遊歩道は歩き易いように刈り込まれていました。
所々に雪が残っています。注意して降りました。階段に向かって右手に「ふれあい清水」がありました。
ヘアピンカーブの先はいわき市芝山牧野です。放牧場にもなっています。
栗林内の遊歩道で2回転びましたが、、、無事下山しました。
14時、平田村の「味楽」さんで遅い昼食に「白河手打ち中華そば」と「羽根付きギョウザ」を注文しました。
何んと言ってもギョウザが食べたくて立ち寄りました。羽根を食すると中華スープの味がします。
以前、どうすればこのような羽根になるのか聞いたことがあります。中華鍋で作るそうです。
白河とら系のラーメンも美味で美味しゅうございました。
薫
呑味里山荘(吞兵衛山荘とも言う。)の大地震発生後の翌朝の状況です。
2月13日、23時7分頃、福島県沖を震源地とする震度6弱(郡山市)の大地震が発生しました。
10年前に発生した東日本大震災の余震とも言われています。前回の大地震もショックでしたが、、、
今回はそれ以上に山爺の大切な物を壊されてしまいました。
前回、大丈夫だったので、、、また大地震が発生しても「大丈夫だ!」と言うことはないと思い知らされました。
自然の脅威(エネルギー)になすすべもなく、ただ、じっと耐えるだけでした。家族の無事を確認しました。
前回の教訓が全く活かされていなかったことに、、、情けなく思いました。
翌日は天気も良く、「芝山山行」を計画していましたが、、、後片付けと災害ゴミの廃棄に費やされました。
自宅の「3S」が終わり、耐震対策も施したので一週間後の本日、芝山に婆ぁばと登ることが出来ました。