のんびり歩き隊

                                                                    2021.3.29    晴れ


          大名倉山

           福島県 大玉村                                                            HG登山愛好会


Iさんの発案で「箕輪山の樹氷を観に行こう。」と言うことで箕輪スキー場まで行きましたが、、、

本日のCリフトの営業はなし。ゲレンデに雪もなく、樹氷どころではありません。(Cリフト上部は雲の中)

箕輪山に行く途中、安達太良山は晴れていたので登山口まで行くことにしました。

あただら高原スキー場にも雪がありません。ロープウェイで薬師岳まで行こうとしましたが運休でした。

シーズン営業は4月17日からです。何処へ行きましょうか。宇津峰にしましょうか、、、

   

帰宅途中にある大名倉山に登ることにしました。IさんもSさんも初めて登る山です。(山爺は5回目)

玉井登山口にはオフロードバイクが侵入出来ないようにロープが張られていました。

平成27年、大名倉山登山道は採石場跡地の作業道を利用し、新たに211.9mを整備しました.

大玉村は平成27年10月26日、ペルーのマチュ・ピチュ村と友好都市協定を締結しました。

これを機に登山道が整備されたと聞いています。

外気温は20℃超えです。汗が滴り落ちます。

カタクリの群生地には侵入防止用のテープが張られていました。

途中、「大玉村観光協会」の腕章をしたオジサンに会いました。「フキノトウいっぱい採って行けよ。」

ありがとうございます!

オオイヌノフグリ

昨夜の雨によるのか、、、登山道脇を水が流れていました。

登山道に落石、小石が積まれています。 今年、2月13日の地震(震度6弱)で崩れたのかなあ~

2019年(平成31年)1月1日の元日登山の時は落石がありませんでした。

約200万年前の火山活動で噴火したマグマが固まって、、、安山岩が中心となって大名倉山が出来ています。

安山岩は鉄分を含んでいるので酸化すると岩肌は赤茶けた色になります。

Iさんは小石が混ざっている岩を「さざれ石」と言っていました。(大岩の上部)

レンギョウ

ここから先が平成27年に整備された登山道です。

自衛隊の通信アンテナが見えて来ました。大名倉山山頂に三角点はありません。

通信アンテナ施設内に三等三角点があります。(P459.2m)

玉井登山口から登った時だけGPSのトラックデータが乱れます。通信アンテナと関係あるのかも知れません。

汗を拭き拭き、急登の階段を登ります。

ここを登れば大名倉山山頂です。本日は3名の登山者と会いました。

安達太良山を望む

眼下に大玉村の水田が広がっています。田んぼに苗が植えられた頃、写真撮影に来てみようと思います。

阿武隈山地の「名低山」が連なっています。

C-PLフィルターを付けて撮影してみました。山爺は大名倉山を「安達太良山展望台」と呼んでいます。

2月1日から減量作戦を開始しましたが、、、まだ効果なし。

山頂に数本のマツの木があり、夏日には木陰になります。マツの根元には山ノ神の石祠があります。

キアゲハチョウ

タラの芽、山菜の季節になりました。

山頂から360°のパノラマを楽しみました。昼食時間を含めると約1時間、のんびりと過ごしました。

ハコネウツギかなあ~ (調査中)  「ウグイスカグラ」と教えていただきました。

アジサイの新芽に一本のクモの巣が張られていました。

ネコノメソウ

土筆が顔を出し始めました。春ですねぇ~

切通しを歩いているようです。

日吉神社の鳥居中央部の「貫」が落ちていました。2月13日の地震で落ちたのかなあ~

鳥居の桜は5分咲き。Iさんが大玉村の馬場ザクラを案内してくれると言うので、、、

国指定天然記念物「馬場ザクラ」です。推定樹齢約1000年のエドヒガンザクラです。

1986年(昭和61年)の干ばつにより一時樹勢が衰退しました。現在、樹勢回復作業を行っています。

馬場福満虚空蔵尊とシダレザクラ

「馬場桜保存会」のみなさんの熱意により、馬場ザクラの子孫(接ぎ木苗木)が馬場桜駐車場に植樹されました。

1991年(平成3年)には「さくら公園」が整備されました。

河津桜と安達太良山



2月に箕輪山の樹氷を観に行ったIさんに連れて来て貰いましたが、、、雪は融けていました。

暫くぶりに登った大名倉山です。山頂からのロケーションは最高でした。

GWには田んぼに苗が植えられていると思います。この時期に「また登りましょう。」