のんびり歩き隊

                                                                     2021.7.1    曇り


          雄国沼(ニッコウキスゲ鑑賞ハイク)

           福島県 北塩原村                                                                薫SS隊


本日は薫SS隊のみなさんと雄国沼の「ニッコウキスゲ」を観に来ました。

郡山を7時に出発、平日なので雄子沢川登山口の駐車場に停められると思っていましたが、、、甘かった。

予想通り、駐車場は満車でした。ラビスパ裏磐梯の駐車場を案内されました。(第2案決行)

9時09分到着の磐梯東都バスに乗車し、雄子沢登山道BSに向かいます。

バスの到着時間までしっかりと靴紐を結んで、、、、

喜多方駅~アクティブリゾーツ裏磐梯間の路線バスを利用しました。(全日6往復)

ラビスパ裏磐梯BS~雄子沢登山道BSまでの乗車時間は11分です。(運賃¥430円)

山爺の中学生時代は「春の遠足」と言っていましたが、、、野外学習とか自然観察会ですかねぇ~

地元のY中学校、H中学校、K1中学校の生徒さんが順次スタートして行きました。

薫SS隊も雄子沢川登山口から最初だけ急な「雄国せせらぎ探勝路」をスタートしました。

雄国沼休憩舎まで約3.3kmあります。のんびり歩きましょう。

ブナ太郎かなあ~、ブナの鼓動が聞こえますか。

ブナ太郎の位置を示すマップをWeb上から見付けました。(登山口から約800m地点)

思いの他、登山道はぬかるんでいませんでした。

生徒のみなさんとは抜いたり、、、抜かれたり。

ガイドさんの説明を聞く、生徒のみなさんです。

雄国沼休憩舎まで約1.0kmの地点まで来ました。

時より、朝陽が差し込んで来ます。

ナルコユリです。アマドコロとの見分け方は、、、

茎に刺のようなひっかりがあるのが「アマドコロ」、ひっかりがないのが「ナルコユリ」です。

雄国山との分岐まで来ました。

ガイドさんは中学生に「雄国せせらぎ探勝路」の一番の難所と説明していました。

難所を上ると雄国沼休憩舎です。

「密」にならないように、、、

雨の降らない内に雄国沼湿原に行きましょう。

雄国沼休憩舎や雄国沼の水位調整施設などの点検のための作業道なのでレベル状態です。

雄国沼湿原の入口に到着しました。

ニッコウキスゲの見頃は過ぎていましたが、、、充分、楽しめます。

吾妻連峰が雲に隠れています。(写真中央)

湿原の中央部はまだ、ニッコウキスゲが観られました。

みなさん、思い思いにカメラ&スマホにニッコウキスゲを収めていました。

風が強く、帽子が飛ばされそうになりました。

いい写真が撮れますように、、、

眼下コバイケイソウも咲いていればなあ~

トキソウ

サワラン

雄子沢川登山口の駐車場は大半が県外ナンバーで埋まっていました。

霧降高原・尾瀬ヶ原・霧ヶ峰のニッコウキスゲが有名で雄国沼は余り知られていません。

1平方メートル当たりのニッコウキスゲの株数が一番多いのは雄国沼だそうです。

中学生軍団が迫って来ました。

生まれ育った地元に素晴らしい自然があることを誇りに思ってくださいね。

お昼になりました。雄国沼休憩舎でお弁当かなあ~

鞍部が金沢峠です。

風が強くなければ、ニッコウキスゲを観ながらコーヒータイムにしょうと思っていました。

金沢峠の展望台が左端に見えます。峠のてっぺんには祠と碑があり、雄国沼全体を一望出来ます。

6月17日のWeb情報ではマイカーで金沢峠まで上がり、ニッコウキスゲを観に来ていました。

山爺夫婦は25日に来ましたが、、、

6月19日~7月11日までシャトルバス運行中止とマイカー規制&萩平駐車場が閉鎖になっていました。

これも新型コロナウイルス感染防止策なのでしょう。

何を見つけたのかなあ~

予想に反して青空が、、、ニッコウキスゲの黄色とコバイケイソウの白のコラボが観れたら良かったのになあ~

コバイケイソウ

今年は10数年ぶりにコバイケイソウの群生が多い年とのことです。

   

足元に咲く、ヒオウギアヤメです。

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲはゼンテイカの仲間、トビシマカンゾウはカンゾウの仲間で共にワスレグサに属します。

トビシマカンゾウは佐渡島と飛島に咲く、固有の植物とされています。観に行きたいなあ~

登山道に咲く、山野草を楽しみながら雄国沼休憩舎に戻ります。

梅雨入りを忘れるような天気になりました。

登山道脇に目印のテープが巻かれていました。国土地理院の地図を拡大して見ると、、、

この先にあるのは「雄国滝」でした。

雄国沼休憩舎でランチタイムにしました。

おにぎり、卵スープ、会津山塩プリン、文明堂のカステラ、コーヒーなどを美味しくいただきました。

   

14時47分到着のバスで雄子沢登山道BS~ラビスパ裏磐梯まで戻りました。

15時を過ぎていたのでラビスパ温泉の割引券は使用出来ませんでしたが、、、いい湯でした。

   

温泉入浴の後、解散・帰路に着きましたが、、、途中、「道の駅 裏磐梯」と「道の駅 猪苗代」で買い物。

「リステル猪苗代」のラベンダー畑を眺め、観光マップにあった関脇の「おんばさま」に立ち寄りました。

関脇 優婆夷堂(せきわき うばいどう)と言い、御本尊は如意輪観音さまで安産の神です。

猪苗代三十三観音第11番札所になっています。



これまで雄国沼のニッコウキスゲを6回、観に来ました。(金沢峠1回、パノラマ探勝路1回、せせらぎ探勝路4回)

ニッコウキスゲの時節を迎えると雄子沢川登山口付近の国道459号線は路上駐車が後を絶ちません。

近年、交通事故や交通渋滞を引き起こし、駐車違反の取り締まりが厳しくなっています。

これらを解消すべく、ラビスパ裏磐梯と雄子沢川登山口の2ヶ所でアンケート調査が行われていました。

これから大駐車場を整備するのは難しいと思います。山爺は現在の路線バス利用の他、、、

ニッコウキスゲに合わせたシャトルバスを運行するのが一番早く解消出来る方法かと思います。