2021.12.10~11 晴れ
真鶴半島&もみじ山ウォーキング
神奈川県 真鶴町+湯河原町 ML会+のんびり小隊
ここは真鶴駅です。A会長から「真鶴半島ウォーキング&OFF会」のお誘いがありました。
昨年の「OFF会」は新型コロナウイルスの感染が拡大し、中止になりましたが、今年は開催とのこと。
郡山駅~(東北新幹線)~東京駅~(東海道本線)~真鶴駅には9時39分に到着しました。
集合時間まで時間があるので真鶴駅前をぶらり散策、、、
真鶴町は小さな半島の町です。町名は「鶴」が羽根を広げた姿に似ていることから名付けられました。
A会長の挨拶があり、、、ウォーキング班とグルメ班に分かれました。
15時を目途に本日、宿泊する伊東園ホテルズの「熱海ニューフジヤホテル」に集合し、「OFF会」を開始します。
ウォーキング班の10名は真鶴半島を歩き、自然・史跡・神社などをめぐります。
大道商店街は海鮮グルメがいっぱいです。
真鶴港です。港内に魚市場とレストラン「真鶴魚座」があります。真鶴半島遊覧船の運行はありません。
ししどの窟です。1180年(治承4年)8月、源頼朝は石橋山の戦いに敗れ、この岩屋に隠れ難を逃れました。
ししどの窟の横に「品川台場礎石の碑」がありました。
江戸時代末期に築かれた品川台場(砲台)に真鶴の石が使われましたが、、、
後に埋め立てにより、姿を消すことになり、礎石だけがこの地に移されました。(写真右端の一部)
阿夫利神社のある「大山」です。
2018年(平成30年)11月2日、ML会のみなさんとヤビツ峠から登り、山頂で「おでんパーティー」をしました。
貴船神社です。889年(寛平元年)に創建されたと言われています。
江戸時代は「貴宮大明神」と呼ばれていましたが、、、明治元年に現在の名称になりました。
お詣りをして、御朱印をいただきました。この後、御林遊歩道入口であることに気が付きましたが、、、時遅し。
厄除厄祓門の形は神道の清めの神事である「大祓」に用いられる人形を模しています。
潜ることで穢れを除き、厄祓をして心身を清め、明るく健やかに生活を続けることが日本古来の信仰です。
心願成就石です。「手を添えて心静かにお祈りください。」
県道739号線から海岸線沿いの遊歩道を歩きます。
写真右から大山~一ノ塔~二ノ塔~三ノ塔~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳の連なりです。
海岸線沿いの遊歩道です。
寒くないのかなあ~
山爺の昼食は「仙台おでん」と真鶴駅のニューデイズで買った「マグロの叩きおにぎり」です。
昼食後、海を眺めながらコーヒータイム、コーヒーにウヰスキーを注いで、、、美味しゅうございました。
ツルではありません。シラサギです。
海岸線沿いの遊歩道から三ツ石海岸をめざします。頭上の木はヤマジイではなく「スダジイ」かなあ~
佐佐木信綱(竹柏会)の歌碑
【真鶴の林しづかに 海の色のさやけき見つつ わが心清し】
真鶴の三木二郎氏が自生している「竹柏蘭 ナギラン」を送ったことから親交を深め、来鶴し、この歌を詠んだとのこと。
「ナギラン」は「シュンラン」の仲間で花茎約10cmの蘭で絶滅危惧種になっています。
佐佐木信綱が83歳の時、真鶴の林の中を歩き、ナギランを探したそうです。
ナギランです。(Webより掲載)
県道739号線を道なりに行くと岬入口BSがありました。左折して三ツ石海岸をめざします。
山の神が祀られている神社がありました。この先に自然公園「お林」があります。
徳川時代、小田原藩に割り当てられた約15万本の松苗を真鶴岬にも植林しました。その後、、、
皇室御料林となり、戦後、真鶴町に払い下げられ、、、地元では親しみを持って「お林」と呼んでいます。
「お林」の最高地点が「灯明山」です。
1650年頃、灯明山に家を建て、灯明を灯して岬を通る船の案内をしたと言われています。
クスノキの巨木
魚つき保安林は神奈川県の天然記念物に指定されています。
真鶴半島の魚つき保安林はクスノキ・スダジイなどの照葉樹林とクロマツ・アカマツの松林で構成されています。
林床部にはユリ科の植物や様々な種類のシダ類の植物が育成しています。
これらの栄養分が真鶴半島の豊かな海・漁場を育ています。
ここを右手に降ると番場浦になります。初日の出の撮影スポットになっているとのこと。
行きすがら、「真鶴シーサイドキャンプ場」の案内板がありました。
見学大歓迎とあったので覗いて見ると、、、急な階段が海岸線まで伸びていました。
駐車場もないし、、、荷物を運ぶの大変そう~
「ケープ真鶴」は観光客の休憩施設(レストラン・お土産販売)になっています。
2Fは遠藤貝類博物館になっています。約4500種・約5万点の貝が展示されています。(今回はパス)
ハート石
真鶴半島の突端、三ツ石海岸です。初日の出の撮影スポットになっています。
岩と岩(笠島)を〆縄で結んでいます。夫婦岩のようです。潮が引いた時は岩まで歩けるとのことです。
中川一政氏は洋画家・美術家・歌人・随筆家で全て独学であり、自ら「在野派」と称しました。
1949年、真鶴町にアトリエを構え、1989年3月に町立中川一政美術館が開館しました。(今回はパス)
中川一政美術館に隣接して「お林展望公園」があります。公園ではパークゴルフとBBQが楽しめます。
2009年頃、「西部警察」で使用された消防自動車が石原プロから寄贈、保管されています。(写真中央)
真鶴駅に戻る途中、荒れたヤブの中に「モアイ像」が、、、珍百景かも。
真鶴町の物産品のひとつに太平洋の潮風と太陽をいっぱい浴びて育った「真鶴みかん」があります。
みかん狩りをして来たグルメ班から「真鶴みかん」をいただきました。少々小粒ですが、、、、
味が濃く、甘みの中に酸味が残る「真鶴みかん」でした。
真鶴駅~熱海市温泉街にある「熱海ニューフジヤホテル」に移動し、お楽しみの「宴会」が始まります。
新型コロナウイルスの感染は減少しましたが、、、、自粛・自粛です。21時30分就寝.
HP編集中に一句詠みました。 【鶴が舞う 岬に実る 甘みかん】
翌日、、、
熱海駅に停車中のE257系2500番台、5両の付属編成です。
この特急踊り子号は熱海駅から先、JR東海エリアの三島駅まで東海道本線を走り、、、
伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り入れ、修善寺駅まで行きます。
E257系2000番台、9両の基本編成は熱海駅で分割され、伊豆急下田駅まで行きます。
2020年2月23日、コロナ禍の中、婆ぁばと「河津桜」を観に来ました。丁度、、、
3月に引退する185系特急電車「踊り子」号と251系特急電車「スーパービュー踊り子」号に乗車出来ました。
新型コロナウイルスが終息したら、、、E261系新型観光特急「サフィール踊り子」号に乗ってみたいなあ~
本日はもみじ山をウォーキングします。熱海駅~湯河原駅まで移動し、駅前から箱根登山バスに乗車。
奥湯河原入口BSで降車。(湯河原駅前から約15分乗車) 約100m戻った所に池峯橋があります。
ここが「もみじの郷ハイキングコース」のスタート地点になります。
福島・いわきの紅葉は終わってしまいましたが、、、伊豆はまだ残っていました。
本日もウォーキング班とグルメ班に分かれました。7名がもみじ山をめざします。
グルメ班のみなさんは根府川駅で下車し、「ヒルトン小田原リゾート&スパ」に立ち寄るとのことです。
所々、立ち止まり、スマホで撮影しました。
オレンジ色と薄緑色が混ざり合っています。パレットのようです。
赤一色のヤマモミジです。
右折しても「もみじ山」に行くことが出来ます。
もみじ山です。紅葉は終わっていました。
ベンチに座り、真鶴みかん・お菓子などを食べ、コーヒータイムにしました。
ここ一番の至福の時間、、、天候に恵まれた感謝の2日間でした。
池峯池です。
シュレーゲルアオガエルの生息地になっています。アオガエルとモリアオガエルに似ていますが、、、
アオガエルは目の前後に黒い線、モリアオガエルの目は赤色、シュレーゲルアオガエルの目は黄色です。
紅葉を愛でながら、、、のんびりと歩く。
ぼかしも、いい感じ、、、
本日、イチ押しのグラデーションです。
角度を変えて、、、いいですねぇ~
本日、イチ押しの紅葉のトンネルです。
HP編集中に一句詠みました。【落ち葉踏む 足裏楽し もみじ山】
一面、ヤマモミジだらけです。
伊豆・熱海は坂道が多い街です。
日金山 岩殿観音入口のお地蔵さまです。優しい目をしていました。
ゴールの落合橋BSまで降りて来ました。湯河原駅までバスで戻ります。
駅前の「一福庵」で昼食に蕎麦と湯河原みかんサワー「極」を注文。美味しゅうございました。
湯河原駅~(東海道本線)~東京駅~(東北新幹線)~郡山駅には16時57分に到着しました。
ML会のみなさんと歩くのは2019年(令和元年)12月13~14日の「岩戸山&城山」山行以来になります。
新型コロナウイルスデルタ株の感染は減少しましたが、、、オミクロン株なるものが南アフリカ共和国で発生。
15日まで日本でも17人の感染が確認されました。8月に2回目のワクチン接種をしましたが、、、
重症化は防げるようですが、オミクロン株には効かないようです。
福島県内でも医療従事者に3回目のワクチン接種が始まりました。
11月にインフルエンザの予防接種も終わっていますが、予断を許しません。
「3密」を避け、マスクの着用、手洗い消毒などをしっかりして、残り少なくなった年末を歩き隊と思います。