のんびり歩き隊

                                                                    2021.5.30    晴れ


          片曽根山

           福島県 田村市 船引町                                                        のんびり小隊


   

本日は何処の山に行こうか、、、迷いに迷い、想い出の片曽根山(田村富士)に登ることにしました。

自宅をスタートしたのは10時、片曽根山の麓にある船引総合福祉センターまでの距離は約25km。

案内板を見ながら、2006年(平成18年)5月の山開きに上ったコースを歩くことにしました。

片曽根山山行は今回で2回目です。新しく「石田沢砂防堰堤」が出来ていました。

片曽根山は山頂直下までクルマで上がれるので、、、舗装道歩きが長くなります。

フタリシズカちゃん

今上天皇が皇太子時代、1993年(平成5年)6月9日の御成婚を記念して植樹されたんだ~

クサノオウ

調査中

「中腹広場」です。別な名称がなかったのかなあ~、「腹」は使って欲しくなかった。

至る所に「クマ注意」の看板が立っていました。阿武隈山地にクマはいないとされていましたが、、、

5月19日、船引町永谷地区のイノシシ用箱ワナでツキノワグマが1頭捕獲されました。

舗装道が左右に分かれます。どちらを歩いても山頂に辿り着けます。15年前と同じ、左の小沢林道を上ります。

「無断で倒木を7合目の公園のベンチに使用しました。」とのお断り文でした。

調査中

ミスジ蝶の仲間

1台の軽トラが停まっていました。山菜取りかなあ~

片曽根山登山口の案内板がありました。山頂へは右を上がります。

半袖でもいい位の暖かさです。登山口から山頂までが唯一の未舗装です。

ヤマボウシ

アヤメ

伸び伸びのタラの芽、15年前に来た時はタラの芽を採って、、、酒のツマミにしました。

登山道の中で一番の急坂です。

馬頭尊の石碑

面白いオブジェを見付けました。フクロウの顔に似ています。

片曽根山山頂にはNHK、ドコモ、KDDIなどの無線中継アンテナ群が立っています。

左から高柴山~黒石山~鞍掛山の連なりです。勝手に「御館三山」と呼んでいます。

正午のサイレンがなりました。ここはパラグライダーのテイクオフエリアになっています。

案内板では山頂&西フライトエリアの他、スクールバーンとランディング場が2箇所あります。

眼下片曽根山山頂です。二等三角点が見当たりません。

片曽根神社です。いつものお願いをしました。

15年前、小沢地区からおばあちゃんと来たお孫ちゃんにカメラのシャッターを押していただきました。

展望台から移ヶ岳~鎌倉岳を望む。

山頂から降ると、、、

駐車場がありました。奥にトイレがあります。(和式、管理されています。)階段を上るとフライトエリアです。

   

山頂から降りると右手に「片曽根三十三観音」の案内板がありました。お参りして行きましょう。

山道を降って行くと、、、第二十七番札所がありました。更に降って行くと、、、

   

「観音清水」がありました。清水の傍に第一番札所がありました。

   

急斜面にある大きな岩に「片曽根三十三観音」が刻まれています。

第一番札所~第三十三番札所までの案内図があるといいですねぇ~

   

第二十二番札所です。観音さまのお顔・お姿が苔むして線刻が見えません。

千手観音、十一面観音、聖観音など観音さまの名前が判ると尚、いいです。

「片曽根三十三観音」に咲くサラサドウダン

下山時、舗装道から矢大臣山を望む。

御館三山の全景

写真中央が6月1日、山行予定の「神俣羽山」です。今回、「新ふくしま百名山」に選ばれました。

ハルジオン

ニガナ

福祉センターから片曽根山山頂へ反時計周りに歩くとこの案内板があります。

移ヶ岳山頂のガレ場がはっきりと見えました。

福祉センターまで「近道」の案内板があったので、、、ここにも「クマ出没注意」の看板がありました。

安達太良山山頂は雲の中でした。

片曽根山森林公園から片曽根山山頂を望む。

公園に隣接する田村市歴史民俗資料館は旧箭内家住宅を移築したものです。(奥の建物)

阿武隈山系高冷地の気候・風土や養蚕・たばこ、馬産が盛んな地域性を考慮した建物になっています。

推定約200年前の江戸時代後期の典型的な田村地方の農家住宅です。

館長さんのお話しではお茶会や餅つき・団子さしなどのイベントを開催しているとのことです。

左の建物は「平和祈念資料展示室」になっています。

「爺ソロキャン△&登山」を始めたのでキャンプ場を拝見して行きましょう。

キャンプ場・コテージなど施設は綺麗に整っています。福祉センターで受付、お風呂に入ることも出来ます。

昨年12月の移ヶ岳山行の際、立ち寄った「聖石温泉」です。

三代目の若女将ちゃんが受付にいました。入浴後に食事をお願いすると、、、

「本日は終了」のことでした。ヒルナンデス、ふくしまSHOWなどで紹介されたほど、人気のある温泉です。

TVインタビューされたおばあちゃんは「年金は全部、ここに積んでっから、、、」素晴らしいコメントでした。

写真はありませんが、新型コロナウイルス感染防止に風呂に「お人形さま」が祀られていました。

   

若女将ちゃんに了解を得て、キャンプ場を拝見しました。前回、拝見したより進化していました。

左写真は第1キャンプ場です。常設の大きなテント、仮設トイレなどがあります。

BBQはトラクターの荷台で行います。WILDです。

右写真は第2キャンプ場です。第1キャンプ場より、更にWILDです。

意味不明の「日本ほいど連盟本部」の小屋、未開のキャンプサイトなどがありました。(方言:ほいど=乞食)

上級キャンパーも後退りするほどの難易度の高いキャンプ場になっています。(遊び心はたっぷりあります。)



片曽根山森林公園には職場の芋煮会、子供たちの幼稚園の遠足で来ました。

約30年前の公園も、約15年前の片曽根山も様変わりしていました。孫たちを連れて来ても良いですねぇ~

前回の宇津峰山行で「爺ソロキャン△&登山」を再開しました。その下見を兼ねての田村市散策でした。

キャンプGoodsを考えて、、、出掛けるぞぉ~