十六沼公園&舘山【2021.11.14~15】 晴れ 自然観察の会 ふくしま+のんびり夫婦隊
福島県 福島市飯坂町
本日の自然観察会は福島市飯坂町の「十六沼公園」です。
公園内にはサッカー場、スポーツ広場、体育館、ちびっこ広場、テニスコート、散策路などがあります。
11月中旬なのに秋晴れ、、、多くの家族連れで賑わっていました。
十六沼に佇むシラサギ、カルガモ、オオバンを確認しました。
資料で生態を確認、、、
マンサクが芽吹いていました。早春に咲くことから「まず咲く」が名の由来とか、、、
ヤブコウジの赤い実です。正月の縁起物とされています。
センリョウ(千両)、マンリョウ(万両)、カラタチバナ(百両)、ヤブコウジは「十両」と呼ばれています。
ヤマウルシの実です。葉が落ち、実だけが木にぶら下がって小さなブドウのような房になっています。
タカノツメの葉です。唐辛子とは関係ありません。コシアブラに似ています。
Tリーダーから「タカノツメの葉は3枚です。」との説明をしていただきました。
キリギリスの仲間かなあ~
十六沼の北側を半周して、鬼越山の展望台A~展望台Bまでの散策路を歩きます。
台山です。山影に「ふくしまスカイパーク」があります。軽飛行機の爆音が鳴り響いています。
レッドブル・エアレースワールドチャンピオンの「室谷さん」が飛んでいるのかなあ~
クスサンの抜け殻です。
樹皮の黒い斑点は病気でしょうか。
枝に包帯のようなものが、、、巻かれています。人工物ではありません。
ドライになったヤマユリです。
春のコシアブラは山菜採りで判りますが、、、秋になるとこんなになるんだ~
コシアブラの葉は5枚、タカノツメの葉は3枚です。
アオハダは雌雄異株です。赤い実が生っているので「雌木」です。
鬼越山の展望台Aに到着しました。
浄土平の大穴噴火口から吹き上がる白煙が見えました。
塩竃神社のある羽根山です。観察会終了後、お詣りに行きます。
キリギリスです。
コナラのドングリから芽が出ています。
展望台Bをめざします。
サルトリバラの赤い実です。枝に鋭いトゲがあります。雌雄異株で「雌株」に実が生ります。
ヤブコウジと言い、サルトリバラと言い、赤い実の発見は稀のようです。
ヤマツツジ、遅咲きかなあ~
展望台Bのピークに立ちました。
北に大作山が見えます。三角点はありませんが、山頂まで登山道があるようです。
松に出来るキノコは、、、松茸ではありません。
ハナイグチ
カミキリムシの仕業です。
十六沼と大作山
十六沼の南側を半周して駐車場に戻ろうとしたら、、、Sさんが水際にカワセミを発見しました。
カワセミは気配を感じ、飛んで行ってしまいましたが、、、みなさんは出島に逃げ込むカワセミを見逃しません。
さすがです。居場所を教えていただき、300mm相当の望遠レンズで捉えました。
待つこと約10分、茂みの中からカワセミが出て来ました。このあと、ダイブして小魚をGetしました。
Getする瞬間をカメラに収めようと構えていましたが、一瞬に反応出来ませんでした。残念!
観察会終了後、塩竃神社の斜め向かいにある、ぎょうざの「ひぐち」で昼食にしました。
ギョウザ&麻婆豆腐セットを注文、美味しゅうございました。(メニューにラーメンはありません。)
「ひぐち」さんの駐車場にクルマを置かせていただき、塩竃神社にお詣りしました。
鳥居の先には上杉謙信が使用した炊き出し用の「大釜」や塩貯蔵の「大塩瓶」があります。
さらに石段を上ると「兎と亀」が出迎えてくれました。【羽根通し 鬼に勝って 亀詣り】の句あり。
塩竃神社の境内です。ここに直江兼続の長男 樋口秀兼の羽根山城がありました。
1600年(慶長5年)、「北の関ケ原」と呼ばれる伊達政宗と上杉景勝の戦いがこの地でありました。
伊達軍は福島城下まで攻めて来ましたが、背後から上杉軍が奇襲攻撃し、大逆転勝利したとか、、、(松川の合戦)
上杉軍はここに山城を建て、伊達軍の進軍を見張っていました。
信達平野の隅々まで見渡せます。信夫山の山影に福島城がありました。(現在の福島県庁)
ツタウルシではありません。ツタです。ツタの葉は浅く3裂、ツタウルシは全縁です。
本日は伊東園ホテル飯坂「叶や」に泊します。その前に舘山(大鳥城跡)を散策しました。
大鳥城本丸跡駐車場までクルマで上がれますが、、、折角なので大手前の東駐車場から歩きます。
(大手前~三ノ砦跡~東展望広場~二ノ砦跡跡~一ノ砦跡~本丸跡までの旧道を歩きました。)
東展望広場です。野外ステージと東屋がありました。
東展望広場から信達平野、彼方に霊山を望む。
旧道で見つけたクサギの実です。葉っぱに悪臭があるそうです。
本丸跡です。三等三角点がありました。
大鳥城の名の由来は城の中央に守護神として生きた「鶴」を埋めたことから来ているとか。
大鳥神社には大鳥城主 佐藤基治と子の嗣信・忠信が祀られています。(写真中央)
嗣信・忠信は1180年(治承4年)、源義経に従って「屋島の合戦」に参戦しました。(嗣信戦死)
忠信は吉野山で義経一行を救うも、捕らえられて京都で自刃しました。
城主の基治と長男の前信は1189年(文治5年)、義経追討の鎌倉軍を石那坂で迎撃しましたが戦死。
舘山にもヤマツツジが咲いていました。
本丸跡駐車場の一角に「包丁塚」の碑がありました。
飯坂の温泉旅館の調理師のみなさんがお世話になった包丁を納めたのでしょう。
東駐車場まで舗装道を降りました。左手は「花ももの里」の入口です。
本日は「舘ノ山公園」の約半分を歩きました。残りは花ももが咲く、春に来てみたいものです。
伊東園ホテル飯坂「叶や」です。一泊二日2食付きで¥7,800円です。福島県民割プラス利用で¥5,000円引き。
¥2,000円のクーポン券もいただきましたから、、、タダ同然なので何だかんだ言わないことですねぇ~
夕食は「密」を避け、3回に分けられて食事。山爺&婆ぁばは3回目、腹減ったなあ~ (70分食べ飲み放題)
翌日、、、
月曜日ですが孫の送迎はありません。ゆっくり帰ることにしましたので、、、再度、カワセミの観察に十六沼へ。
カワセミはお出掛けしていました。大型バスで園児のみなさんが到着、遠足かなあ~
十六沼公園内を散策、さすが県庁所在地です。スケートボードパークがありました。
雨降りでも遊べるように屋根付きの運動場やぴょんぴょんドームがありました。施設が充実しています。
昼食はいつもの大玉村のあだたらの里「たまちゃん食堂」のミニソースカツ丼を食しました。
蛇の鼻遊楽園に立ち寄り、園内を散策、、、
いいですねぇ~、真っ赤なモミジ。
昨年の11月4日にMちゃんと婆ぁばと「紅葉」の写真を撮りに来ました。(あずま運動公園の帰路)
今年はまだ紅葉を観ることが出来ました。
新型コロナウイルスの感染が減少傾向になったので福島県民割プラスを利用し、泊で自然観察会に参加しました。
県民割プラスで柳津温泉、磐梯熱海温泉、そして今回、飯坂温泉に泊しました。
飯坂温泉にも人出が戻って来たようです。新型コロナウイルスの感染がなければ、、、潤っていた筈なのになあ~
年末までに岳温泉、磐梯熱海温泉を計画しています。五十肩の治療に「温泉」は効果があります。