2021.4.1 晴れ
弁天山&花見山
福島県 福島市 薫SS隊
3月27日から一気に気温が上昇し、福島県内の桜が咲き始めました。
前日、ローカルTVで「満開の花見山」が放送され、予定していた「関山」山行は5月に延期しました。
本日はOさんと弁天山東口P~弁天山~花見山~花見山公園~弁天山東口Pをぐるりっぺします。
弁天山からの山行は2016年(平成28年)4月6日以来になります。
昨日、仙台での五十肩の治療の帰りに白石川の「一目千本桜」を観て来ました。
10年ぶりの黄砂で曇天でした。桜並木もイマイチかなあ~、そのあと、、、
弁天山の駐車場の確認に立ち寄り、桜を観ましたが、、、本日は青空で桜も満開、見頃を迎えていました。
弁天山東口駐車場から山頂までは急登の階段を登ります。
経塚山~花見山~十万劫山の稜線が見えて来ました。
ツバキ
椿の里展望台(福見山)から信夫山、彼方に半田山を望む
弁天山のイチ押しのシダレザクラです。
簾ザクラのようです。写真中央は鉄山です。
「山椒大夫にゆかりの椿」
森鴎外「山椒大夫」物語のゆかりの地、ここ椿館は岩城判官政氏の居館と言われています。
政氏の孫が「安寿と厨子王」です。
渡利地区歴史研究会のみなさんが弁天山を椿の名所にするため、椿を植えられました。
北畠顕国の碑です。1938年(昭和13年)10月に建てられました。(北畠顕家公 六百年祭)
顕国は戦乱の南北朝時代、椿館の城主であったとか、、、北畠房親の子 顕家に従って転戦したそうです。
椿山展望台です。椿館跡があったことから椿山と呼ばれています。
信夫山は信達平野に浮かぶ「ひょこりひょうたん島」のようです。
彼方に栗子山が見えます。息子の住まいも確認出来ました。
「都波岐大神」と刻まれた石祠
標高142.7mにある三等三角点です。点名は「椿館」です。
広場に「蚕祖神社」の石柱が建っています。管理が出来ないため、神社は同山東側の春日神社に移されました。
弁天山での観桜を楽しみました。一旦、下山し、花見山をめざします。
「しのぶの細道」を歩きます。
大平山貯水池の法面に咲く桜です。
後ボケの安達太良連峰
阿武隈川に架かる橋(3連のアーチ)のようなものは水道管のようで、、、福島市水道局へ繋がっています。
しのぶの細道は大平山貯水池の縁を歩きます。
桜の窓に箕輪山を入れてみました。
大平山貯水池にはレンガアーチ造りの貯水池やポンプ設備などがあり、福島市の水瓶として働いていましたが、、、
摺上川ダム併用となった2007年(平成19年)3月18日に廃止になりました。
まだ、この下に水が溜まっているのぉ~
ここから登山道らしくなって来ました。
的場石は小牛田山にあります。弓の名人 那須の与一宗高が信夫山から矢を射たと伝えられています。
登山道脇のおもろい木
十万刧山山頂のアンテナが見えて来ました。
先行の登山者に追い付きました。
スミレ 調査中
シュンラン
綺麗に整備された竹林
階段を登ると福島市水道局の水タンク1基があります。(今回はパス)
しのぶの細道は一旦、舗装道を横切ります。
しのぶの細道を振り返ると、、、民家があり、「私有地に付き、、、」の看板がありました。
「すみません。通させてください。」
花見山分岐まで約0.8kmの地点です。春日神社へは約1.8kmあります。
初夏を感じますねぇ~
花見山分岐まで来ました。ここから十万劫山までは約1.5kmあります。
花見山公園から登って来た登山者
花見山の稜線から花木団地を望む
この斜面を降ると花見山公園です。
レンギョウとオカメザクラ
菜の花ハートが可愛いですねぇ~
吾妻小富士の雪うさぎがはっきりして来ました。田植えの時期になります。
春爛漫ですねぇ~
花見山のPRポスターになる撮影ポイントです。
レンギョウとボケ
菜の花畑の黄色が映えます。
いいですねぇ~
花見山公園から舗装道を歩き、、、向かい側の山肌の花木も満開です。
庭先を拝見するとブイにキャラクターの絵が描かれています。
国道114号線の渡利トンネルです。ゴールの弁天山東口駐車場はもう直ぐです。
バナナマンの「せっかくグルメ」で紹介された「中華そば屋 佐藤」さんです。
5回目の来店で漸く、焼豚ワンタン麺(白河ラーメン)をいただきました。美味しゅうございました。
薫
新型コロナウイルス感染防止のため、昨年の花見山観光はクローズされましたが、、、
今年は感染防止対策をしっかりすることでオープンになりました。
マスク着用はもちろんのこと、展望台での会食や園内での長居(2時間以上)はダメです。
今まで観た花見山の中では開花状況・天気など、、、上位にランクです。
新型コロナウイルス感染防止対策を含め、記憶に残る山行でした。