2020.12.1 曇り
移ヶ岳
福島県 田村市 薫SS隊
2005年(平成17年)5月1日以来、15年ぶりの移ヶ岳をOさんと登りました。
当時は瑞峰平で山開きの神事が執り行われていました。
当時と同様に西側登山口から登り、時計回りにぐるりっぺし、東側登山口に降ります。
登山道は一面、落ち葉の絨毯が敷かれていました。
移ヶ岳神社です。大山祇大神と天熊人大神の二社(旧称移ヶ岳観音)を明治3年に移ヶ岳神社に改称。
神社に家族が新型コロナウイルスに感染しないように、早く終息するように、祈願しました。
落ち葉に覆われ、見えませんが移ヶ岳神社までは舗装道になっています。ここから登山道の様相になりました。
木の穴を覗いて見ましたが、、、動物が住んでいた形跡はありませんでした。
山の斜面に鉄製の扉が取り付けられていました。何の保管庫なのでしょうか。
採石場跡を通り、東側から移ヶ岳山頂への分岐に来ました。山爺たちは西側から山頂をめざします。
ここから山頂まで数ヶ所ロープが張られていました。
大きな立岩が現れました。「いわき紅葉グルメ旅」で食した「特上海鮮丼」に載っていた牡蠣の殻のようです。
立岩の下に「アラハバキ」と書かれたの幣束が置かれていました。
「アラハバキ」をWebで検索するとアラハバキ神を祀る神社の多くは磐座(いわくら)を御神体としています。
磐座=巨石信仰が学問上確認されたのは古墳時代以降だそうです。
移ヶ岳山頂の大岩の上に立つと360°のパノラマが楽しめます。二等三角点にタッチ。
鎌倉岳の山容はいいですねぇ~、曇り空ですが、、、遥か彼方に太平洋が見えました。
信達平野、日山を望む。
手前に片曽根山、奥に御舘三山(高柴山、黒岩山、鞍掛山)を望む。
山頂で暫し、、、休憩。東側登山口をめざして下山を開始しました。急斜面のトラバースに注意しました。
採石場跡を覗き込みました。
移ヶ岳山頂にズームUP。
腰丈ほどに登山道は笹に覆われていますが、道迷いの心配はありません。
賽の河原は何処なんでしょうか、、、
瑞峰平駐車場への分岐まで降って来ました。
大岩がポツンとひとつ、これも巨石信仰の対象になるのでしょうか。
巨大な根っこは何に見えますか。
瑞峰平から東側登山口をめざすと、ここまでクルマで来れます。ご夫婦のランチタイムでした。
登山道を少し登ると左手に廃屋と化した「養魚場」がありました。
釣り堀跡
山頂から約50分かけて、瑞峰平までのんびりと降って来ました。
本日のもうひとつの楽しみは「ふくしまSHOW」田村市編で紹介された「聖石温泉」に立ち寄ることでした。
ここは食堂なの、、、温泉なの、、、一風変わった造りですが、食事が出来、温泉にも入れます。
所狭しとお客さまが撮影した写真が飾られていました。主に撮り鉄かなあ~
沖縄好きなオーナーの趣味なのか、、、沖縄のGoodsが販売されていました。
聖石温泉の開湯は1997年、偶然の産物として生まれました。主成分は鉄分、茶褐色で筋肉痛、腰痛に効果あり。
現在、山爺は五十肩の治療中です。湯船の中で肩を回し、じっくりと温めました。早く、完治しないかなあ~
オーナーに「聖石ベースキャンプ場も見て行け。」と薦められたので、、、
小高い丘の上に造成された小さなキャンプ場でした。移ヶ岳を仰ぎ見ながらのキャンプもいいですねぇ~
薫ヒマラヤ山楽会に入会した年が2005年(平成17年)4月でした。安積山安全登山祈願祭に初参加。
山に登りたくて、、、山に登りたくて、「会」とは別に個人で山開きあると参加していました。
あれから15年が経つのですねぇ~、今回、2回目の移ヶ岳山行をOさんと共にしました。
15年前の山行記録を見るとあまり変わっていなくて、、、安心しました。(山はです。体形は異常事態)
当時のボランティアの話しでは冬期に山頂付近で樹氷が見られるとのことでした。次回、来てみましょう。