のんびり歩き隊

                                                                      2020.5.2   晴れ


          高旗山

           福島県 郡山市                                                              のんびり中隊


高旗山山行はメイン登山ルートから11回、土砂崩れのため撤退した高旗鉱山跡ルートから1回、本日は、、、

郡山市在住の「気付き」さんの山レポを参考にさせていただき、初めて、「峠登山口」から高旗山山頂をめざします。

これまでは鳥居をくぐって、山頂をめざしましたが、更に林道日山源田線を先に進みます。

本日の気温は約29℃まで上昇するとのことです。振り返って鳥居を見ると案内板を持った登山者がいました。

この後、高旗山山頂でお逢いし、お話しをさせていただくことになりました。

キクザキイチゲ

ハシリドコロです。有毒植物で全草に毒(アルカロイド)があります。特に根茎・根に強い毒性があります。

ハシリドコロに触った手で目を擦ると瞳孔が開き、眩しさを感じるとのことです。

食すると死に至ることもあるので、、、むやみに触らないことです。

山爺が現役時代、お世話になった山友のYさんと山行を共にさせていただくことになりました。

Yさんも「峠ルート」が気になっていたとか、、、国土地理院の地図ではこの先に登山口があります。

最近、舗装された林道を時節の花を楽しみながら、、、心地よい風を肌に感じながら、のんびりと歩きました。

   

鳥居から歩くこと約20分、林道日山源田線の最上部、峠らしき場所に着きました。

周囲を見渡すと河田山国有林の看板がありました。高旗山への踏み跡もありました。

GPSもYAMAPも登山口を示しています。間違いない「峠ルート」の登山口だ。(勝手に峠登山口と命名)

峠登山口を背に登山道らしき道が2本、三森峠方向に延びていました。気になる登山道です。

この登山道は国土地理院の地図に載っていません。次回、歩こうかなあ~

   

峠登山口から約30m登ると膝丈ほどの笹で踏み跡が消えていました。

峠ルートの情報が少ないので、、、Yさんが予め、準備して来たテープを木に巻き付け進むことにしました。

   

すると、、、踏み跡のしっかりした峠ルートに出ました。峠登山口の少し手前にテープを確認していました。

手前の登山口に通じていると思われます。マイナーなルートですが、刈り払いされた登山道です。

最近、登ったと思われる足跡もありました。

P1から高旗山山頂を望む

P1を一旦下り、高旗山直下に取り付きます。

峠ルートで出逢ったフデリンドウ

鳥の巣と思いましたが、、、コブでした。寄生虫に蝕まれたのかなあ~

本日のあがりこ大王さま

高旗山山頂まで約200mあります。

山頂直下の歩き難い登山道(藪漕ぎ状態)を水を飲み飲み、流れ落ちる汗を拭き拭き登りました。

枯れた木の枝が横たわっていました。動物の顔に見えませんか。キツネかなあ~

峠登山口から約45分で高旗山山頂に到着しました。山頂では大勢の登山者がGWの一時を楽しんでいました。

K地域のボランティア活動で一緒のYAMAさんご夫婦に偶然、山頂でお逢いしました。山の話しが弾みました。

山頂にある宇奈己呂和氣神社「奥ノ院」の裏手に峠ルートが通じています。

   

Yさんから「たけや」さんのおにぎりをいただき、ランチタイムにしました。美味しゅうございました。

鳥居の所で案内板を持ち、これから登ろうとする登山者は地元で町内会長をしている方でした。

朽ち果てた案内板を奥ノ院の右側に移し、新しい「高旗山」の案内板を左側に立てられました。

時間があれば毎日、登っているそうです。「まむし」の巣穴も教えていただきました。

麓の源田温泉の一角に「トイレ設置」の署名活動をするなど、地元の自然を大切にしている方です。

   

風雨に晒され、今にも壊れそうな鳥居が可哀想です。材料の荷揚げ、作業などお手伝い出来ます。

昨年、5月30日に登った時は十支でしたが、、、十二支に増えて、「ちゅうちゅうちゃん」も新たに追加されました。

手作りの干支、微笑ましいですねぇ~、「新型コロナウイルス!消えてしまえ!」

こんな登山道歩きが大好きです。この後、元職場のSさんに逢いました。

カタクリ

山爺もクマちゃんを持って来ようかなあ~

和氣水は枯れていませんでした。

新型コロナウイルス感染の最中です。どのような成分が含まれているのか気になるようになりました。

以前、飲んだことがありますが、、、飲まないことが望ましいと思います。

高旗山山頂で出逢ったのYAMAご夫婦が降りて行きます。

ミヤマカタバミ

メイン登山ルートで出逢ったフデリンドウ

「鈴やラジオで合図して!」と、、、クマちゃんが言っています。遭わないことが一番です。

   

無事下山しました。タムシバの白色が眩しいです。

高旗山山頂で山爺たちの前でランチをしていたおばあちゃんファミリーと話しました。

高校生のお孫さんが退屈しているので、リフレッシュさせるためファミリーで登ったとのことでした。

山爺は孫3人に畑の草むしりをさせて、リフレッシュさせています。アルバイト賃が、、、飛んで行く~

昨年10月の台風19号による大雨で土石流が発生し、林道日山源田線を寸断しました。(現在通行可)

再度、大雨が降れば土石流が発生するかも知れません。天気予報を無視せずに入山してください。



外出自粛が叫ばれてる最中、初めて登る登山ルートを探し、、、Yさんと高旗山山頂に立ちました。

新型コロナウイルスが発生していなければ、楽しいGWだった筈でした。経済も悪化していない筈でした。

有識者曰く、未だ新型コロナウイルスが終息していないのに約10年周期で地球規模の災害が発生するなど、、、

暗いニュースが早朝~深夜まで放送されます。周囲に迷惑を掛けないようにするには「3密」「外出自粛」です。

只々、新型コロナウイルスの終息を願うばかりです。