岩角山【2020.11.14】 晴れ 自然観察の会 ふくしま+のんびり夫婦隊
福島県 本宮市
本日の観察会は本宮市の岩角山で開催されました。参加者は11名です。
門前にある商店の庭に色鮮やかなピラカンサの赤い実がなっていました。
ピラカンサをWebで検索すると「高橋秀樹さんのオフィシャルブログ」が出て来ました。
高橋さん宅の庭にピラカンサが植えてあり、、、
色付き始めた内容でした。白い小さな実ですが、寒さが増すと鮮やかな赤になるそうです。
ピラカンサはピラカンサス、ヒラカンサスとも言われています。
岩角山は天台宗比叡山延暦寺の直末寺で851年(仁寿元年)に天台宗第四組 慈覚大師が開創したお山です。
早速、みなさん何かを見つけたようです。
六地蔵
山爺はこれまで2回、岩角山の大梵天祭に来ています。(毎年1月3日開催)
今回が3回目で、、、紅葉時期に来たのは初めてです。寺務所で御朱印(金文字)をいただきました。
紅葉が綺麗ですねぇ~
Tリーダーから、「イチョウは何故、黄色くなるの?」「モミジは何故、赤くなるの?」を教えていただきました。
紅葉観賞も自然観察のうちです。いいですねぇ~
イチョウの大木に氷柱のようなものがぶら下がっていました。
自宅に戻り、Webで検索するとイチョウの「乳」であることが判りました。英語名でも「Chichi」です。
雌雄どちらの木にも「乳」が出来るようです。「乳」の正体はまだ判っていないようです。
イチョウと影のコントラストを狙ってみましたが、、、
岩角山の境内は巨杉と刻石でいっぱいでした。
撫牛の頭を擦って、認知症にならないように願いました。
日本五大毘沙門天のひとつ、「毘沙門宝蔵天王」です。
Tリーダーがムササビの借家を見つけました。(軒先の穴)
岩角山にお金を寄付した方々の碑です。大正時代(約100年前)の壱百円の価値はどれほどでしたか、、、
本堂の屋根を支える天邪鬼と鎌倉時代の作風を思わせる経額
貞観大地震(869年5月26日発生)~東日本大震災(2011年3月31日発生)で「落ちない石」と命名。
受験生にご利益があります。
秋を感じながら、、、境内をのんびりと散策(観察)しました。
左右の石に千手観音が刻まれています。岩室の中には岩窟弁財天が祀られています。
クマガイソウの群生地がありました。開花時期は4月~5月です。(花言葉は見掛け倒し)
大岩一枚に西国五番、六番、七番の三体の石刻仏が刻まれてました。
雷神・風神は推定800年以上の巨杉です。
ムササビのマンションを見つけました。巣穴の周りにはたくさんの爪痕がありました。
那智堂には如意輪観世音菩薩が祀られています。
広場に積もるモミジの落ち葉は絨毯のようでした。
スギの根っこを観察した婆ぁばです。何も発見出来なかったようです。
奥之院の阿弥陀堂です。鎌倉時代の作とありました。2015年(平成27年)1月3日は囲い屋根を取付中でした。
名鐘 四面鐘です。日本三鐘のひとつだそうです。(一突き¥50円)
遥拝石がある岩角山の展望台です。
信夫山がこんなにも近くに見えました。
安達太良連峰~吾妻連峰の連なり
イタヤカエデを探しています。春先の葉は甘いそうです。
諸願成就の御堂「那智堂」です。
落ちない石には観世音菩薩が彫られています。
本堂の裏手の丘が真っ赤に染まっていました。
いい感じで撮影しています。
岩角山の門前に咲く、ざる菊です。このあと、感想を述べ合い、解散しました。
TUFTVの「ふくしまSHOW 大玉村」で紹介された地鶏中華蕎麦を食べ、、、
再度、蛇の鼻遊楽園の紅葉を観に来ました。C-PLフィルターを使用すると、摺鉢池の鯉もはっきりです。
水面に浮かぶスイレンもはっきりです。
前回、訪れたのは11月4日、雨上がりの日でした。本日は蛇の鼻遊楽園の紅葉は見頃を迎えていました。
この日は見たことがないほどのクルマで駐車場は溢れていました。
モミジの紅葉が水面に映っています。
蛇の鼻遊楽園の紅葉コースをのんびりと散策しました。
幹回りが約2mある、園内で最も大きなカエデの木です。
第1回蛇の鼻フォトコンテストの作品から「秋の女王」と命名されました。
The Queen Of Autumn
動植物を見て触れるのも観察会、紅葉を観て楽しむのも観察会です。
天気に恵まれた観察会でした。次回はいわきの紅葉を観て、食べて、写真を撮影して来ます。