2020.9.22 晴れ
磐梯山(お花畑)
福島県 北塩原村 のんびり小隊
本日は秋分の日です。早々にお墓の清掃・御参りを済ませていたので、磐梯山のお花を観に来ました。
裏磐梯スキー場(裏磐梯登山口は国道459号線)からの山行は25年ぶりです。
裏磐梯スキー場のゲレンデで写生をしている方がいました。山爺にも絵心があればなあ~
裏磐梯スキー場には8時30分に到着しました。四連休なので駐車場は満車と思っていましたが、、、空いていました。
裏磐梯スキー場のゲレンデをのんびりと登りました。本日のコースは、、、
裏磐梯スキー場~噴火口~櫛ヶ峰稜線~お花畑~弘法清水小屋~八方台登山口分岐~裏磐梯スキー場でしたが、、、
どうした訳か、足は磐梯山山頂の案内板方向に向いていました。
裏磐梯スキー場の最終リフト地点です。ゲレンデの急斜面を登るか、迂回路を歩くか、選択出来ます。
標高約1600m地点です。突然、耳鳴り発生。ヤバ~い!
銅沼の手前にある沼です。
水際にエゾオヤマリンドウがたくさん咲いていました。
銅沼はスノーシューを履いてイエローホールを観に来た以来になります。当時の銅沼は一面、真っ白でした。
銅沼(あかぬま)です。
1995年(平成7年)10月10日、磐梯山山行の際、長男のKくんが石の上に座り、休憩しました。
花名は調査中。ノコンギクでした。
登山道脇に大岩がありました。1888年(明治21年)の小磐梯が水蒸気爆発した際、岩なだれで流されたのでしょうか。
苔に花が咲いていたのでしょう。ボケてしまいました。(SONYミラーレス一眼)
国道459号線の裏磐梯登山口から約4.6kmあります。裏磐梯スキー場の駐車場から約1時間30分歩きました。
25年前、「中の湯」は営業していて、、、軒先で休憩しました。宿泊客以外、お断りの看板があったのを覚えています。
耳鳴りと急登で大腿筋がギブアップ状態です。心も折れています。今回はここで終わろうかなあ~
可愛いお嬢ちゃまが「岩」を「跳び箱」代わりに飛んで降りて来ました。「凄いねぇ~」と声をかけました。
若いっていいねぇ~、パワーをいただきました。頑張ろう!
銅沼です。
檜原湖の遊覧船はコロナ禍により、廃業に追い込まれました。残念ですねぇ~ (猪苗代湖の遊覧船も同様)
八方台登山口の第二駐車場です。まだ空きがあるようです。
裏磐梯スキー場です。ここまで約2時間歩きました。あんぱんを食べて休憩しました。耳鳴りが治まりました。
ここまで来るとお花畑は直ぐです。
磐梯山山頂に3人の登山者を確認しました。
お花畑は後回しにして、弘法清水小屋で昼食にしましょう。
あれ~、、、思ったほど登山者がいませんでした。本日は磐梯山山頂には立ちません。
弘法清水小屋です。
オーナーと奥さまがいらっしゃいました。なめこ汁とノンアル(ツマミ付き)を注文、持参したおにぎりを食べて昼食です。
昨年、赤埴林道終点から荷揚げしていた木材は改修用のものでした。小屋の内装が新しくなっていました。
小屋の前でおじさんがドローンを組み立て始めました。上空からの撮影、いいですねぇ~
25年前、ここでお湯を沸かし、温かいカップ麺をKくんと食べました。
本日の目的はお花畑で高山植物の写真を撮ることですが、、、寂しい限りです。もう秋なんですねぇ~
ニコンD5000と新たにシグマ18~200mm望遠レンズを準備して来たのに、、、残念。
黄金清水です。登山者が給水しています。ゴーロの急坂でこけそうになったので、デジイチはザックの中へ、、、
五十肩で首も痛いので、数枚撮って仕舞い込みました。
カワラナデシコ
奥さまがポーズし、ご主人が撮影。微笑ましい限りです。猪苗代登山口に降りるとのことです。
銅沼、裏磐梯スキー場、彼方に檜原湖を望む
そそり立っているのは天狗岩です。見る角度が異なると「天狗の鼻」のようではありません。
鏡ヶ池は干しあがって水がありません。(写真中央)
噴火口へは川上登山口をめざし、降ります。
昨年はここで耐風姿勢を取り、、、強風に耐えながら撤退しました。
稜線の先の窪んだ所がお花畑です。(天狗岩の左)
写真中央に「川上登山口」への案内板が立っています。「裏磐梯登山口」への案内板はありません。
コウリンタンポポは外来種です。
恐怖の階段です。転倒しないように手元、足元を確認して降りました。
U字形の手摺りは粘土質の土に刺さっているだけなので、傾かないように、抜けないように確認してください。
7本のダケカンバ
恐怖の階段を降りる途中、グランデコスキー場が見えました。
恐怖の階段への出入口です。
噴火口~弘法清水まで約2kmとありましたが、登りにしなくて良かった。恐怖の階段のコースタイムは約70分です。
噴火口が霧で覆われていたら迷いますねぇ~ (案内板なし、岩にマーキングのみ)
川上登山口へはロープが張られ、進入禁止になっていました。
誰もいないと思っていたら、、、ご夫婦が写真撮影をしていました。裏磐梯スキー場まで約40分の距離と聞きました。
イエローホールを探すことは出来ませんでした。
噴火口から一変して、庭園の中を歩いているようでした。(シラタマ街道と命名)
小っちゃなケルンに無事下山を感謝しました。
銅沼ではありません。小っちゃな池も赤みを帯びていました。
コタコタになりながら、ゲレンデを降りて来ましたが、、、満足感に満たされた山行になりました。
噴火口でお話しをしたご夫婦のジムニーと一緒に記念撮影しました。
薫山登りを始めた頃、長男のKくん(当時10歳)と磐梯山に登りました。何故、一緒に登ったのか定かでありません。
何故、裏磐梯スキー場から登ったのかも定かでありません。八方台登山口もあったのに、、、
余りの辛さに泣きべそ状態のKくん、、、良く、頑張って磐梯山山頂に立ちました。
「温かいカップ麺が美味しかった。」「山頂からのパノラマも素晴らしかった。」「山って、いいなあ~」
天気が良いので弘法清水小屋の前で長居をしてしまいました、、、すると、天気が急変し、雨がポツリ、ポツリ。
下山を開始しましたが、日が暮れるのが早く、こどもの足では裏磐梯スキー場に着く頃には真っ暗になります。
ヘッドライトも懐中電灯も持っていません。そこで中の湯~八方台登山口に降りることにしました。
裏磐梯登山口までゴールドラインを歩くことになりますが、真っ暗な登山道より少しは安全と思ったからです。
ゴールドライン歩きも長く、、、辛かった思いをさせてしまいました。(クルマは止まってくれません。)
ヒマラヤ山楽会会長曰く、「山に初心者もベテランもない。」とのことです。
大腿筋に辛い思いをさせた山行になりましたが、、、諦めず、山行計画通り、歩くことが出来ました。
高齢者に分類されるようになり、身体に衰えを感じるようになりましたが、、、準備をして「歩き隊」と思います。