のんびり歩き隊

                                                                    2020.12.7   曇り


          蕃山

           宮城県 仙台市 青葉区                                                        のんびり小隊


国道286号線(笹谷街道)と県道31号線(仙台村田線)の交差点から太白山を望む。

アキレス腱炎症の治療で「長生堂」さんに通院した際、最終日に太白山に登りました。(令和元年3月で完治)

仙台市青葉区落合にあるカワチ薬品駐車場から蕃山~西風蕃山(ならいばんざん)を望む。

仙台市青葉区下愛子にある蕎麦屋「蕃山」さんです。治療後に2回、暖簾をくぐりましたが、、、

ここは県道31号線沿いの折立地区(仙台宮城ICの直ぐ傍)です。

県道の路上にクルマが駐車してあり、休日に治療に来るといつも路上は満車で気になっていました。

Webで検索すると山側に「大梅寺」と「蕃山ハイキングコース」の入口がありました。(タンクの先)

、、、と言うことで、治療後に蕃山に登ることにしました。

大梅寺入口には延命地蔵尊が立ち、門をくぐると左手に石段がありました。

最初から急登の石段が待っていました。

夏目漱石の「草枕」の一文が刻まれていました。「山路を登りながら、こう考えた、、、」

夏目漱石と大梅寺の由縁を調べてみましょう。

その隣に松尾芭蕉の「山路来て 何やらゆかし すみれ草」の句碑がありました。

二体の仁王像が待ち構えていました。

さらに石段を登ると境内です。石段の両脇に羅漢像が座して並んでいました。

   

仙台市指定の天然記念物 大梅寺の「ヒヨクヒバ」です。

境内にはユニークな羅漢像がたくさんありました。本堂への木戸は閉ざされていました。

境内から蕃山への登山道がある筈なのですが、、、判りませんでした。戻ることにしましょう。

ヤマモミジの落ち葉

急登の石段を降って、蕃山ハイキングコース入口まで戻りました。気を取り直して登山開始です。

階段を登りきるとイノシシ侵入防止柵がありました。柵を開けて登山道へ、登山道入口にも柵がありました。

ここで地元の登山者と逢ったので、、、境内からの登山道を教えていただきました。

イノシシ、クマがいるので注意のことでした。ニホンカモシカもいるそうです。

また、急登な階段が待っていました。

また、その先にも階段が見えて来ました。

めざす蕃山開山堂まで稜線上に3コースの登山道がありました。

大梅寺から0.52km、蕃山開山堂まで1.34kmの地点です。

落ち葉の下は粘土の登山道です。転倒防止のため小石を詰めたピンク色のネット袋が置かれていました。

石仏が登山者の安全を見守っています。

登山道から「20歩」離れたところに「小畑山山頂」があるとのことなので行ってみることにしました。

   

展望のない小畑山山頂です。四等三角点が設置されていました。

大梅寺から0.85km、蕃山開山堂まで1.01kmの地点です。

二体目の石仏の頭が無くなっていましたが、、、丁度、いい感じの石が据え付けられていました。

「本コース」と「ゆっくり」との分岐です。登りは「本コース」を選択しました。

三体目の石仏と中興大亀和尚さまの石塔

蕃山反射板は建設省の東北地方建設局が災害時の連絡用に設置したものです。

蕃山開山堂まで0.32kmの地点まで来ました。西花苑へ降るコースがありました。

四体目の石仏

蕃山開山堂まで約50mの地点です。丸太のベンチが見えています。

栗生経由国道48号線(落合橋)の登山口まで約3kmあります。

最後の紅葉

常寂光塔は「大梅寺奥院 蕃山開山堂」と言います。大梅寺の雲居禅師が開山しました。

禅師は全国に173寺を開山し、天皇にも禅を講じたそうです。朝廷から「大悲円満国師」を諡名された高僧です。

諡名(おくりな)とは神道で死後に付ける名前のことです。(仏教では戒名)

藩祖 伊達政宗が瑞巌寺を創建し、禅師に開山を懇請しましたが固辞、、、

27年間待ち続けた政宗の遺言に心を打たれ、松島に出向き瑞巌寺を開山しました。

蕃山開山堂の前にある見晴らしです。誰もいませんでしたが、、、5人の登山者に逢いました。(約30分滞在)

蕃山の見晴らしから仙台の街並みを望む。

稜線から太白山を望む。

下山時は「本コース」ではなく、「ゆっくり」を選択したのですが、急な下りでした。

ニホンカモシカでもない、、、クマでもない、、、イノシシでもない小動物の糞。

稜線歩きで注意を要する場所です。下りでは右側のロープに頼らないでください。

地元の小母さん方に西風蕃山の登山口などを教えていただきました。次回は西風蕃山に登ります。

大梅寺の裏手にある登山口まで降りて来ました。白い案内板の前にイノシシ侵入防止柵あります。

境内には柵が数ヶ所あるので、、、開け閉めを忘れないこと。

紅葉時期は真っ赤に染まり、趣があるでしょう。

   

最初、登山口が判らず戻りましたが、、、

本堂の右手にある羅漢像の前を通り、階段を上ります。舗装道を左折すると約50m先に蕃山の登山口があります。

大梅寺は檀家を持たない修行寺と聞いています。



五十肩になってしまいました。現代人の寿命が延び、老老の始まりは70歳代からとも言われています。

山爺は67歳になりましたので、、、六十七肩です。郡山市内で治療していましたが良くならないので、、、

アキレス腱炎症でお世話になった「長生堂」さんで7月から治療しています。(月2回)

治療後は時間に制約されないので、以前から気になっていた「蕃山」に登ることにしました。

体形・体重に「異常事態」が発せられ、山登りに苦痛を感じていました。

本日は体のバランスも矯正していただいたので、、、登山道の登り下りが楽々でした。

体の構造って不思議だなあ~、新型コロナウイルス感染の検査もしていただいています。

「必ず完治します。」と言われているので安心して治療に専念します。