のんびり過ごし隊


 白河関跡と関の森公園 【2019.7.6】 晴れ                       自然観察の会ふくしま+のんびり家族隊
    福島県 白河市


   

本日の自然観察会は白河関跡で行われました。カエルが大好きな孫のMくんを連れて参加しました。(参加者8名)

白河関跡の遊歩道から観察会をスタートしました。

   

早速、アカガエルやアマガエルを捕まえ、、、大喜びです。

クリアケースにアカガエルを入れ、「二ホンアカガエル」かどうか、スマホ(図鑑)で検索しながら調査、確認しました。

サワシバの果穂が垂れ下がっています。雄雌同株で5月頃、黄緑色の雄花、緑色の雌花が咲きます。

材は薪炭材やシイタケ栽培の原木になります。

白河関跡には色々な種類の巨木がたくさん自生していました。

ムササビのマンションT

樹齢は何年でしょうか。巨木が割れていても生命力の凄さを感じます。

トチバニンジンです。葉の形状がトチノキに似ていることから和名が付けられました。

根茎は生薬で解熱、去痰などに効果があり、漢方薬に利用されています。

白河神社は約2000年の歴史を持つ神社で伊達政宗公や松平定信公によって改築、奉納されました。

大相撲二所ノ関部屋発祥の地とされ、二所ノ関古式相撲が8月に奉納されます。

梅雨時の合間にのんびりと歩き、観察することが出来ました。

この関の設置時期は不明ですが、平安時代かとも言われています。

中世の遺構から関所と言うよりは砦のようで、、、空堀や土塁が存在していました。

1800年(寛政12年)、白河藩主 松平定信公が文献による考証を行い、白河神社の建つ場所を白河関跡としました。

   

1960年代(昭和中期)に発掘調査が行われ、5世紀前半の土器や建物跡が出土しました。

その結果、1966年(昭和41年)9月12日、国はここを白河関跡として指定しました。

江戸時代の奥州街道の「白河の関」ではなく、奈良・平安時代にあった東山道に設けられた関所です。

写真右はトリカブトの群生地です。

土塁跡

御神木の「従二位の杉」は樹齢約800年以上だそうです。千手観音像を思わせる、、、ド迫力のある杉です。

キツツキがエサを探して開けた穴です。

また、また、ムササビのマンションUを発見しました。木を叩いてノックしましたが留守のようです。

白河神社を中心に遊歩道が整備されています。

Mくんはアキアカネを捕ろうとしています。次回は補虫ネットと虫かごを持って来ましょうね。

バッタの脚を曲げ伸ばしして、羽根を擦り、音を出しています。

ツノカメムシです。綺麗ですが、、、潰すと臭いですねぇ〜

ニホンミツバチの巣です。巨木の中が空洞になっていて巣を造っているようです

Yさんがニホンミツバチの頭を撫でているところです。孫のMくんも教えて貰い、体験しました。

キツツキに開けられた穴が動物の顔のように見えます。

   

休耕地の田んぼを「ホタルの里」に変えました。

「飛び方が変わっているなあ〜」と思い、シャッターを押したら、スズメでした。

大きな岩の下に鳥の巣がありました。Yさんから講義を受けるMくん。

ガクアジサイのようですが、、、

  

Yさんから補虫ネットの使い方やアキアカネに催眠術を掛ける方法を教えて貰い、満足のMくんです。

ハナムグリです。カナブンやコガネムシに似ていますが、形(△・半円)や模様で見分けます。

棲家を忘れたマムシくん。霊山に続き、また、また、マムシに遭遇しました。因みに山爺の干支は巳年です。

マムシの傍に咲く、マツバボタンで画像直しです。



孫のMくん(小学校3年生)とのスケジュールが合い、観察会に連れて来ました。

あくまでも本人の希望です、、、自然大好き、生き物大好きな少年です。

家ではカナヘビ、ベルツノガエル、メダカ、カブトムシの幼虫などを飼っています。

小学校での生活に家族は不安を持っているようですが、爺ちゃんはちっとも心配していません。

自然の中で思いっきり、好きなことをさせれば良いと思っています。幼少期の想い出が大切です。

次回の観察会にはHちゃん(年中組)を一緒に連れて行くと約束しました。