のんびり歩き隊

                                                                   2019. 9.14    晴れ


          月山

           山形県 西川町                                                      YRLSG会+のんびり小隊


良い天気になりました。月山山行はこれまで登山口での撤退(2回共に台風)を含めて11回目になります。

自宅を5時30分に出発し、姥沢登山口駐車場には8時30分に到着しました。駐車場は満車状態です。

「最強の軽カー」は自動車道&山道を息切れせず、奔ってくれました。(4名乗車、往復約400km)

兼ねてより、YRLSG会のみなさんと計画していた月山山行が実現しました。

2017年(平成29年)7月23日、月山山行を計画しましたが、、、

異常気象のため中止にし、比較的天気の安定している三ッ峠山に変更した経緯があります。

スタート時から天気が良い月山山行は滅多にありません。時間も充分あるのでのんびり歩きましょう。

月山環境美化協力金(¥200円)を支払い、月山ペアリフト乗り場に向かいました。

リフトを使用しなければ、姥沢小屋から牛首手前の合流点まで約2km、約1時間40分歩くことになります。

往復乗車券(¥1,030円)を購入。夏の高山植物が終わり、足元のエゾオヤマリンドウは見頃を迎えていました。

新たな時代を迎え、「令和の鐘」が取り付けられていました。

月山湖、彼方に祝瓶山、大朝日岳、小朝日岳が見えます。

koko月山へ続く、姥ヶ岳~金姥~紫灯森の稜線歩きがいいんだなあ~、紅葉のシーズンはもっと素晴らしいです。

月山神社本宮にズームUP

姥ヶ岳分岐で出逢ったファミリーが姥ヶ岳山頂をめざしています。お子ちゃまの方が元気ですねぇ~

今回、初めて姥ヶ岳~金姥~紫灯森~牛首~月山山頂を歩いてみました。(時計廻り)

草紅葉が色づき始めました。

姥ヶ岳山頂に到着しました。天気が良いので360°のパノラマが楽しめました。

鳥海山です。酒田港も肉眼で確認出来ました。

写真中央の「ポツンと二軒家」は湯殿山神社本宮への登山道にある施薬小屋です。

昭和60年代までこの小屋で「五味の薬湯」を販売していたとのことです。

また、湯殿山神社本宮参拝のために服(白装束)を着替えたことから装束場とも呼ばれています。

磐梯山は見えるかなあ~

YRLSG会のみなさん、天気が良くて良かったですねぇ~

山爺が呼んでいる「月山へ続く、信仰への道」です。稜線を吹く秋風に清涼感を感じます

ふたりの登山者の頭上(中間)に鳥海山が見えています。

金姥中腹の木道をのんびりと歩く、、、ここを降れば「湯殿山神社本宮」への分岐になります。

紫灯森から振り返りと金姥の山容が見えます。金姥の中腹の登山道は施薬小屋~「湯殿山神社本宮」に通じます。

登山道を閉める小母さまたち、話しを聞くとトレッキングシューズのソールが剥がれていました。

Rタイラップで応急処置をしてあげました。

牛首で小休止、ここから月山の難所に取り付きます。歩き難い岩場を約1km、約1時間をかけて登ります。

登りきると山爺が「天空のマチュピチ」と呼んでいる、「月山神社本宮」が待っています。頑張りましょう。

岩場登り一回目の小休止、写真右端に品倉尾根の全容が見えています。紅葉シーズンは何とも素晴らしい。

修験者の写真撮影は御法度のようですが、、、ザック下、腰に巻き付けているポケットに注目しました。

このポケット(小物入れ)には2本のペットボトルが入っていました。取り出しが楽なようですねぇ~

   

鍛冶小屋跡で2回目の小休止、「延命地蔵尊」と「正一位稲荷大明神」に山行の安全を祈願しました。

月山神社本宮です。写真左下に鳥海山が見えれば、本日の山行は「満点」でした。

月山神社本宮で御祈祷を受けました。いただいた人形(ひとがた)で身体全体を擦り、身を清めました。

山爺は特に悪いところ(耳鼻、膝)を擦り、人形を水に流しました。(御祈祷料¥500円)

令和元年の御朱印(¥300円)もいただきました。

   

8月8日の富士山山行で金剛杖の変わりに「一合枡」に焼印を押して貰おうと考えていましたが、、、

「耳鳴りと目眩」で夢叶わず断念しました。今回、月山神社本宮の焼印を貰おうとしましたが、、、

これまたアクシデント、ガスバーナーの故障で断念。二度も見離されてしまいました。

焼印なしの枡に「雪小町大吟醸」を注ぎ、乾杯!

YRLSG会のみなさんには山爺オリジナルの焼印を押して、高尾山のオフ会にお持ちします。

お花畑は「立入禁止」なのに池塘まで踏み跡が付いていました。「月山固有の高山植物がなくなってしまう!」

雲って来ました。12時55分、下山しましょう。

両膝が大笑いしています。気を付けて降りましょう、、、このあと、岩に突いたストックが滑り、横転しました。

お尻と肘を打撲、カメラのフードに打痕、軽傷で済みました。御祈祷と御神酒に感謝です。

月山山頂での記念撮影から約40分で岩場を降り、牛首分岐まで戻って来ました。

これまで登りに使っていたコースです。初めて降ってみました。石段を降りた後、姥ヶ岳の分岐まで木道を歩きます。

時節を過ぎたニッコウキスゲが咲いていました。

写真右端上に登りの登山道が見えています。姥ヶ岳を時計廻りに歩いた方が楽かも知れませんねぇ~

14時45分、無事下山しました。駐車場に戻り、温泉に行きましょうか。

月山をWebで検索すると志津温泉の「えびすや旅館」さんの紹介がありました。

「気さくなおばあちゃんと女将さん」、「月山蕎麦が美味しかった。」との内容でした。迷わず、えびすや旅館へ直行。

   

月山山菜蕎麦を注文しました。何なの、この鍋は、、、冷たい月山蕎麦を温かい山菜汁に漬けて食べます。

美味しゅうございました。(¥1200円) 日帰り入浴は¥500円です。

これを参考にして呑味里山荘の囲炉裏に鉄鍋(芋煮)を吊るし、冷たい蕎麦を食べてみましょうか。



前日13日の呑味里山荘では、、、

YRLSG会のみなさんとは昨年末の高尾山以来です。

囲炉裏を囲んで昔話、近況などを話しました。目眩がすると月山に行けなくなるのでお酒は控えめに、、、

耳鳴りと目眩で寝込んでしまい、面倒で「髭」を剃らないでいると白髭爺になってしまいました。(頭は薄く)

   

OB会のTさんから伊勢海老釣りに誘われ、9月7日~8日に昨年同様、小名浜港の沖防に行って来ました。

釣果を聞かれると落ち込んでしまいますが、、、開始早々、デカい伊勢海老が釣れました。

やったあ~、先輩より先に釣れました。約1時間後にもう1匹釣れました。明るい時間帯に2匹も釣れちゃいました。

今日は何匹釣れるかなあ~、、、台風15号の影響なのか満潮の20時には波しぶきを被るほど海が荒れ始めました。

もう、2匹釣ったことだし、、、寝袋に入り、仮眠することにしました。0時に起きて釣りを開始。

この時までは伊勢海老がいました。海が荒れているせいか、根掛りばかりします。また、また仮眠に入りました。

再再度、3時から釣りを始めました。夜が明けるまで手応えはありませんでした。もう、止めようか、、、

本日の釣果は伊勢海老2匹とカニ1匹です。湾内に沈めて置いた網を引き上げると、、、軽~い!

網が破れ、もぬけの殻でした。唖然、孫たちに見せようと思ったのに、、、落ち込んでしまいました。逃した海老は大きい!

約壱万円が海の泡のと化してしまいました。湾内から外洋に出て大きく育ってくれ!涙、涙です。

この伊勢海老は落ち込んでいる山爺を見兼ねて、、、Tさんからいただいたものです。

   

活きたまま冷凍しましたが、刺身は厳しいので、、、伊勢海老の頭はふたつに割り、味噌汁にしました。

本日のスペシャルメニューは「伊勢海老のマヨネーズ焼き」です。

「マヨネーズ、にんにく、醤油、パセリ」でソースを作ります。頭を外した伊勢海老の尾からスプーンで身を削ぎます。

身を一口大に切り、伊勢海老の殻に戻します。身の上にソースをかけ、アルミホイールで覆い、焼き上げます。



耳鳴りと目眩を起こさないように慎重に行動して来たので無事、月山に登ることが出来ました。しかし、、、

2020年8月14日の富士山完登にはまだ自信がありません。これから先も生活習慣を改めて行きます。

生活習慣を改めることが全て「失敗から学ぶ」ではありませんが、、、

伊勢海老を逃がしてしまったことに通ずるかも知れません。同じ失敗を繰り返さないためにも準備して臨みます。