のんびり歩き隊

                                                               2019. 3. 1~2    晴れ


          伊豆高原 桜ウォーキング(河津桜&大室山&城ヶ崎公園)

           静岡県 河津町・伊東市                                                   ML会+のんびり小隊

 


 3月1日(金)、、、

   

郡山駅~東京駅~熱海駅まで来ました。熱海駅の伊豆急行線ホームでML会のみなさまと待ち合わせです。

10時43分発の伊豆急行線の8000系電車(東京急行電鉄製造)に乗り込み、河津駅に向かいます。

   

約1時間14分で伊豆急行線・河津駅に到着しました。平日にも関わらず、お花見客でいっぱいです。

本日の参加者は20名です。団体で歩くのは困難なので、、、集合時間を決めて、各自、お花見ウォークのスタートです。

   

河津駅をスタートし、河津川沿いの菜の花ロード&お花見ウォーキングコースに向かいます。

   

お花見客もいっぱいですが、、、お土産店もいっぱいです。試食だけでお腹がいっぱいになりました。

河津桜の満開は先週のようでした。葉桜に成りかけもいいですねぇ~

kokoハイブリット猿廻しを暫し、見せていただきました。このあと、お猿ちゃんは定番の竹馬乗りを披露しました。

河津川河口の浜橋から館橋を望む、峰大橋までの両岸には約8,000本の河津桜が咲き誇っています。

右岸の桜並木は「河津桜まつり」期間中、18時~21時までライトアップされます。

河津川右岸の河津桜並木と鉢の山(右の山)

和服姿のお嬢さまと河津桜、お似合いですねぇ~

伊豆急行線の電車を待ち構えていますが、、、

   

カニ料理の贅沢な味わいは、、、「でっかいカニカマ棒」でした。 桜サワーで乾杯!(各¥500円)

河津桜を接写、河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と言われています。(SONY α5100で撮影)

   

1955年(昭和30年)、飯田勝美さんが河津川沿いの雑草の中から約1mの河津桜の原木を偶然発見しました。

約11年後に開花し、飯田家の屋号から「小峰桜」と地元で言われて来ましたが、、、1974年(昭和49年)、河津桜と命名。

菜の花とのコラボレーション

河津中学校の生徒さん、ボランティア活動でゴミの収集、カメラ撮影などのお手伝いをしていました。

河津川の河原では河津中学校の生徒さんによる演奏会が行われていました。

 

さくら饅頭さんのお子ちゃまが店先の水溜りをお掃除しています。心配そうに見守るママちゃま。

河津川の対岸には和服姿のお嬢さま(外国人観光客)が、、、レンタル屋、あったかなあ~

集合時間まで充分、時間があるので、さらに上流をめざして歩きました。

田中親水園地です。河津川下流域よりも上流域の方がより一層、ピンク色に染まり、艶やかです。

春は、ここ河津桜から始まるようです。

かわづいでゆ橋で折り返し、河津川の左岸を歩いて、河津駅まで戻ることにしました。

写真は「豊泉の足湯処」ですが、他に「さくらの足湯処」、「河津三郎の足湯処」があります。

近くに、河津町町営の日帰り温泉「踊り子温泉会館」もありました。

山爺も河津中学校の生徒さんにシャッターを押していただきました。

菜の花畑と天領山

   

充分に河津桜を堪能しました。河津駅、15時05分発の電車で宿泊施設のある伊豆高原駅に向かいます。

ラッキーなことに、、、今年の2月9日、営業開始のリゾート21(4次車)の「黒船電車」に乗車することが出来ました。

AR設定(アプリをダウンロード)をすると、各車両のテーマ(下田の観光&歴史など)を映像で楽しむことが出来ます。

   

お洒落な伊豆高原駅の駅舎です。駅前広場には江戸城(富士見櫓)の築城石(安山岩)が展示されていました。

この石は東伊豆町の稲取地区から切り出され、重さは約11tあります。トンでもない重さですねぇ~

これらの石(百人持ち石)を人力で山から港まで運び、船に載せ、江戸城まで運んだとか、、、

案内板には富士見櫓を造ったのは主に加藤清正公と書かれていました。(野づら積み)

宿泊施設まで急な桜並木の坂を約25分歩きました。途中、ラーメン店の店先に大きなサザエを発見しました。

   

宿泊施設は○○電機さんの保養所です。本日は貸切です。夕食膳の他、活き造り、、、鮮度がいいですねぇ~

呑んで、歌って、、、大鼾を掻いたようです。



 3月2日(土)、、、

6時30分、朝風呂に入り、昨夜の毒気を抜きました。朝食を済ませ、、、8時30分の出発まで時間があります。

屋上から大室山が見えるので上がってみました。お椀を伏せたような山容をしています。

天気も良いし、、、大室山山頂から富士山の写真が撮れたらいいなあ~

   

保養所の向かい側にあるレストランの庭にレモンがたくさん実っていました。

山爺も室内でレモンの木を育てていますが、、、実が生るかなあ~、河津桜の蜜を吸う「メジロ」ちゃん。

保養所から歩いてファミリーガーデンBSへ、、、東海バスに乗車し、大室山に向かいます。

   

大室山山頂へはリフトを利用しました。(乗車時間 約6分、往復¥500円) リフトは結構な急勾配です。

大室山は国指定の天然記念物でもあり、ユネスコ世界ジオパークにも認定されています。(写真はWebより)

大室山の成り立ちは、、、

約4000年前の噴火によって、粘り気の弱い溶岩のしぶき(スコリア)や火山弾が降り積もって出来ました。

伊豆東部火山群の中で最大のスコリア丘です。流れ出た大量の溶岩は伊豆高原や城ヶ崎海岸などを造り上げました。

   

大室山のお鉢めぐりをしましょう。大室山噴火口の円周は約1,000mあります。

山肌が茶色なのは毎年、2月の第2日曜日に「山焼き」があり、大室山全体を燃やしてしまうからです。

赤い屋根の社は浅間神社です。祭神は磐長姫命で安産祈願・縁結びなどの神社として知られています。

八ヶ岳地蔵尊は大島の方角を向いて立ち、海の安全を祈っています。

昔々の漁師は八丁櫓で威勢良く、海に漕ぎ出し、大室山を目印に最良の漁場を定めたそうです。

   

大室山の三等三角点にタッチ! 標高は579.64mあります。

大室山噴火口の直径は約300m、深さは約70mあります。火口底はアーチェリー場になっています。

大室山山頂の売店の彼方に二等三角点の小室山が見えます。

五智如来地蔵尊、一緒に富士山が観える筈でしたが、、、

大室山から東海バスに乗車し、伊豆海洋公園BSで降車しました。(伊豆四季の花公園内)

ここにはニューヨークランプ&フラワーミュージアムがあり、城ヶ崎ピクニカルコースの入口にもなっています。

城ヶ崎海岸ハイキングコースは城ヶ崎ピクニカルコースと城ヶ崎自然研究路があります。

本日は城ヶ崎ピクニカルコースを歩きます。ML会のゴールの「ぼら納屋」までは約80分です。

城ヶ崎ピクニカルコースは歩き易い遊歩道になっています。

ロープを使用して岩場を降り、、、磯釣りを楽しんでいます。ライフジャケットは着けていませんねぇ~

穴口です。落ちたら這い上がれません。

門脇埼にある灯台が見えて来ました。門脇灯台に上がるとプリンの形をした大室山が見えるそうです。

足元注意!

山も良いけど、海の景観も良いですねぇ~

門脇つり橋です。約4000年前に噴火した大室山の溶岩が相模湾に流れ出し、城ヶ崎海岸を造りました。

お腹が空いたので、ここから一般道を歩いてぼら納屋へ向かいます。(ルート変更)

   

ぼら納屋は1627年(寛永3年)に徳川御三家のひとつ紀伊家が建築したものです。(富戸区民により復元)

ぼら漁は徳川幕府の保護のもとに紀伊家直営で操業されました。

ここで獲れた「ぼら」は江戸城に運ばれ、三代将軍 家光公の食膳を賑わしたと言われています。

山爺は「釜揚げシラス&地魚おぼろの二色丼」を注文しましたが、、、まあ~まあ~か。

海水を汲み上げて使用するプールです。義父の故郷、伊豆大島で子供たちを泳がせたことがあります。

ぼら納屋の駐車場に咲く「大寒桜」です。

ゴリくんが「城ヶ崎のつり橋まで約600m」と案内しています。

   

ログキャビン風の「城ヶ崎海岸駅」です。2Fではガラスアート展が開催されていました。

また、ホームの端には足湯「ぽっぽの湯」がありました。

スーパービュー踊り子号(251系)が入線して来ましたが、、、あれ、185系特急形電車(OM04編成)でした。



一度は河津桜を観てみたいと思っていたところ、夢が叶い、ML会の企画に参加させていただきました。

河津桜の満開は先週でしたが、充分、観桜会を楽しむこと出来ました。

伊豆は遠いと思っていましたが、河津桜を楽しむだけならば、郡山から日帰りも可能です。

アキレス腱の状態も良くなったので、減量作戦を再開し、今年はいろいろな山に挑戦したいと考えています。