鉄の展示館


1998年春に誕生。座席がお座敷にも変わる特殊構造をもつ車両。

JR東日本千葉支社では、1986年よりお座敷電車「なのはな」を保有し、団体輸送に使用されてきた。しかし、老朽化に加えて、直流電車であったことから交流電化区間への乗り入れが出来ず、運用に制約があった。

このため、「なのはな」の代替と同時にサービスレベルの向上を主眼として開発された車両である。

いずれの車両も485系電車からの改造で、先頭車がクロ484形とクロ485形、中間車はモロ484形とモロ485形である。各車両の番号は「リゾートエクスプレスゆう」・「宴」・「華」からの続き番号となっている。

全車両がグリーン車形式であるが、後述するように座席仕様での運用も可能であり、この場合は普通車扱いとなる。