鉄の展示館


東北本線の特急「はつかり」用として、在来の485系を改造。グレードアップさせて誕生した車両。青函トンネル内では最高時速140キロまで出すことができる。

車体のスタイルは、先頭車前面にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製のマスクを取り付け、大きくイメージチェンジしている。ホワイトとバイオレットを基調にした明るい塗装も新鮮さを盛り上げる。
室内も大幅なリニューアルが施され、ぐっと落ち着いた雰囲気になった。普通車には、リクライニング角度に応じて座面がスライドするニュータイプのシートが導入され、座り心地も格段にアップ。授乳や休憩のための多目的スペースもある。6両編成で、青森寄りの6号車が半室グリーン席となっている。

2002年12月の東北新幹線八戸開業に伴い、新たに特急「白鳥」として八戸-函館間で運転されている。
 
* 八戸-函館間で運転開始した時点をデビュー年とした。